親を選んで生まれるのかも……

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の１作目で主人公のマーティが過去から戻ってみると、そこには以前とは全く違う素敵な両親がいたというシーンは印象的でした。

それを見て思いました。もし自分の両親が理想的な親であったらどうだろうかと……。

良くできたことに対してはちゃんと褒めてくれ、落ち込んだときは励ましてくれるような理想的な親だったなら、私はどうなっていただろうか？と考えました。

きっとね。俗っぽい意味ではある程度満足できる人生を歩めたと思います。

でも精神的な意味では何も得ることのない人生になったのではないかと思いました。

おそらく今言われているスピリチュアルなことも全然理解できない人間になっていたと思います。（だって、そういうことはあまり必要ない人生になっていたと思うので）

俗な意味ではそんな人生でもいいと言えます。

しかし私のなかに『もう何度も肉体を持って生まれ変わるのは嫌だ！』という思いがあったから、今のような人生になったのかもしれません。

不条理なことを言ってくる親に苦しむことで、それを何とかしたいとそれこそ本をたくさん読んだし、いろいろ考えましたから。

ぽわ～ん｡.:*･゜川n’ー’川ηﾟ･*:.｡.とした幸せ気分だけだったら、たぶん私は何も考えないな～。

よく、親を選んで生まれてくると言われていますが、こう考えてみると、それは言えてるのかもしれないと思いました。

最初聞いたときは、『そんなバカな！！』と思いましたけどね。