にんにん日和

5年間の不妊治療の末に宝物を授かりました。

2008年12月25日、男の子を出産。

子宮外妊娠

2007年03月27日 | Weblog
妊娠検査薬で反応がでたものの、出血は少し続いていたのでとても不安でした。

通っていたクリニックに翌日駆け込み、内診の結果、胎嚢はまだ確認できず・・。

採血によって、血中のHCGを測定することに。HCGは1096。

翌日もまたクリニックへ。HCGは1354でしたが、少量とはいえない量の出血

があり、、、流産だと諦めていました。先生曰く、流産か子宮外妊娠の可能性。

翌日も採血をしてみてHCGが上がっているようであれば子宮内で赤ちゃんが

育たず、卵管などの場所で育っている子宮外妊娠の疑いが強いと・・・。


翌日もクリニックに行き、採血。・・・HCGは上がってました。

先生は子宮外妊娠の可能性がある場合はこのクリニックではどうしようもないので、

紹介状を書くので入院設備のある総合病院に行ってくださいとのことだった。


翌日、近くにあった市立病院の産婦人科へ紹介状を持っていきました。

そこの先生は紹介状の内容をみて、念のため今日も採血をして上がっていれば、

子宮外妊娠は確実なので、入院してくださいとのことでした。

・・・・・・・・・採血の結果、HCGは上がってました。


入院してから今後の方針を先生と相談しました。

子宮外妊娠の場合、卵管温存か卵管切除か抗がん剤の選択肢があると説明され、

悩んだあげく、抗がん剤の使用を選びました。抗がん剤を選ぶメリットは手術を

行わず、卵管で育っている赤ちゃんの細胞分裂をとめて流産させる事が可能。

デメリットは副作用(少量の脱毛・口内炎)があることと、使用後に半年間は

妊娠を避けること。


開腹手術は嫌だったし、卵管をいじらずに済むのが一番良いように思えました。
(何といっても卵管を残せたほうが卵管形成手術をしてからの妊娠率は高い
ハズとも思ったので)


抗がん剤の成功率は80~90%だけれども、効かない場合は結局開腹手術を

せざるを得ないという話もされましたが、今のHCGの値だと効果が高いという

話を信じての決断でした。


抗がん剤使用後、4日目での血液検査でHCGは3600まで跳ね上がってました・・。

先生は抗がん剤が効かなかったのか、これから効いて値が下がっていくのかの

どちらかなので、3日後の血液検査で判断しましょうとのお話でした。


しかし、その検査の前の日に私の卵管は破れてしまいました。

突然、動けないほどの激痛が腹部にはしり、緊急手術となりました。

手術前に卵管が残せそうなら妊娠している部位だけを切除し卵管を縫合するが、

卵管が破れていた場合は卵管を切除するしかないと聞かされました。


手術後、先生の話では右の卵管で妊娠していたが、右の卵管は破れて腹部に出血が

たまっており、卵管采も理由はわからないがぐちゃぐちゃに変形し、右卵管も完全

に詰まって今後の右卵管での妊娠は望めそうになかったので切除したとのお話でした。


しょうがないと思いました。右卵管が詰まっていたのは卵管造影で知ってたけど、

卵をキャッチする卵管采までも変形していたなら切除は避けられなかったんだろうと



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