マンガの新刊です

今日出たわけではないですが、今日買ったので。

小学館「クロサギ」１巻、２巻
講談社「ブラックジャックによろしく」９巻

ヤングサンデーは読んでないので、クロサギは、帯にひかれて買いました
＃最近「世界の中心で・・・」といい、帯にひかれて買うことが多いです。
”戦慄の詐欺サスペンス”、”鳥越俊太郎氏激賞”、これにひかれました。
読んで納得というか、これは面白い！一般人をダマすのがシロサギ、
そのシロサギをダマすのをクロサギといい、このマンガの主人公が
黒崎という名字で、職業が”クロサギ”というオチ。（オチでもないか）
ダマす人間をダマすというのが、爽快で、読んでいて気持ちがいい。
せんなり工房では妻夫木聡を主演でドラマ化希望とあったが、ちょっと同感。

「ブラックジャックによろしく」の９巻は、いよいよ禁断（？）の
精神科編。がん医療や小児ERより、かなり身近な話なので、あの切れ味の
するどい表現で、精神医療が抱えている問題をばっさり切って、白日の元に
さらしてくれることを期待して読んだが、がっかり。どうした！！あの
がん医療やベビーERで「命とは？」、「医者とは？」という命題をつきつけ
職業倫理と金もうけの問題を露呈してくれた切れ味が鈍った気がした。ただ、
今までほとんど誰も取り上げなかった統合失調症（旧名：精神分裂病）を
一般マンガで取り上げているので、今後の展開に期待。