フリースローと「ブーイング王」

各チーム20試合（一部チームは22試合）を終え、だいぶ数字がまとまってきましたのでそろそろ集計をしてみたいと思います。

といってもあくまで興味に沿って　ですが。。

現在東地区の首位をいく東京アパッチは、なぜか得失点差でマイナスです。
１３勝７敗なので、１３勝したときのプラスの点差の合計より、７敗したときのマイナスの点差の合計の方が大きいわけです。小さく勝って大きく負けてます（笑）

これは、いい風に解釈すれば勝負強いといえます。勝負強さの要因は数々あれど、フリースロー確率というのが結構効いてくるはずです。競った場面ではファウルもふえフリースローも増えますし、ｂｊリーグは１アンド１フリースローを採用していますから、１本のフリースローの成否が結果に大きく影響します。

ということでまずはフリースロー確率

仙台　　65.01%
新潟　　65.83%
富山　　63.85%
埼玉　　59.06%
東京　　72.18%
浜松　　66.93%
滋賀　　64.35%
大阪　　70.38%
高松　　64.39%
福岡　　64.69%
大分　　64.27%
沖縄　　65.18%

東京はかなり他を引き離しての首位です。大阪が近いですがほかのチームとは6ポイント以上離れています。で、埼玉がかなりダントツに悪い・・ｂｊリーグでこの確率だとかなりやばいと思います。。

まあ、この記録は公式ＨＰでも出てる数字なのであまり価値あるものではありません。

で、去年もやった「ブースターのブーイングの効果は出ているの？」をしてみます。この集計はもっと試合数が増えたほうが精度が高いのですが、まあ今でも十分面白い結果になっています。
各チームのホームコートにおいて相手チーム（アウエーチーム）がどれだけのフリースロー成功率を残したかの集計です。数字が小さいほうが良い結果です。

仙台　　58.56%
新潟　　61.64%
富山　　70.52%
埼玉　　66.09%
東京　　63.98%
浜松　　60.70%
滋賀　　64.49%
大阪　　67.48%
高松　　69.95%
福岡　　63.78%
大分　　69.12%
沖縄　　67.90%

新潟を抑えて、仙台が「ブーイング王」です。拍手

次に浜松が来てますが、これはちょっと”ブーイング”ものです。あそこは音効使ってますから・・ブーイングのノイズをスピーカーから流すのは反則です。結果に現れちゃっているわけですから至急やめて欲しいです。

東京はかなりいい線いってます。ホームコートでの自チームのフリースロー確率も高い（72.61%）ですから、そういう意味でも「スイートホーム」になってます。

東京の使う「うずまき」。あれは効きそうにもないようにも思えますけど、あれが視線の端っこあたりでちらちらしてると結構やりにくいと聞きます。

そんなこんなで「ブーイング王」争い、年明け以降も見逃せません（笑）

大丈夫 まだチョモがいる！

４Ｑ残り２分１２秒　８点のリード　まだ相手があきらめてくれる点差じゃない。
この状況でアシュビー（＃４ジュリアス・アシュビー）がファウルアウト。ティッゾ（＃２８　ティッゾ・ジョンソン）もすでにファウルアウトしている。ビッグマン３人のうち２人をじゅんぐり使うシステムをもつ東京アパッチにとって、２人のビッグマンファウルアウトはそのシステムの崩壊を意味する。
でもなぜか怖くなかった。なぜなら
チョモがいる！
アパッチの日本人最高の198cmを誇るチョモ（＃１９　中村　友也）はまだまだ得点力は及ばないけれど、2分やそこいらリバウンドとディフェンスを任せることはできる、アパッチのビッグマンとして。。

彼のことをそう思えるようになったことがすごく誇らしいです。

結局その後は何事もなく、相手のファウルゲームも振り切り勝利！

東京アパッチの12人の選手のなかに「使うシチュエーションのない選手」は一人もいない。プレータイムは長短あれど、全選手、使える場面が存在する。すばらしいことだと思います。ほかのチームのブースターにだって誇れます（まあ、うちの子供の自慢を延々と語る教育ママのような感じでしょうが（笑））

試合は・・・相変わらず富山はいい攻めをする。一度は広げたはずの差をアパッチもなかなか維持できない。まあ、東京アパッチが停滞した３Ｑに富山も攻め切れなかったので逃げ切れましたが。。
富山のオフェンスのいいところは、日本人選手がまず動いて、ディフェンスを動かしたらすかさずビッグマンにパス、決めるというパターンがあること。だからといって日本人選手の動きに対応するのを少しでもためらうと、そのままカットインを決めてくる。　また、ビッグマンに遠くからシュート打たせたら普通は「ディフェンスの勝ち」でも富山はそんなところからでもかなりの精度で決めてくる。

やばいチームになっちゃいました。困ったことに年始早々もう２試合彼らと戦わなければならない。

対策を立てるというより、いま落ちているアパッチの調子を引き上げる必要があります。そのためには今日のようなスタメン変更もいい方法でしょう。ただ、現在の「３Ｑ病」に対処する方法として、スターターを３Ｑはじめも使うというお決まりのパターンをいじってみるというのも効果的なような気がします。まあ、小手先の話ですが。。


１２月２８日（日曜日）
＜東京アパッチ vs 富山グラウジーズ GAME2
＠有明コロシアム＞
1Q　24-13
2Q　42-32（18-19）
3Q　55-47（13-15）
4Q　77-67（22-20）

アパッチ的には少なすぎる得点ですね～
ファウルゲームをされてこの点数だからね～
（ファウルゲームされると得点は増える）
８５点から９０点取れないところから行くとかなり「不調」だと思います。

調子が上向くのはいつのことか・・

翔自が翔ぶ！

まずさらっと土曜日の試合結果を

１２月２７日（土曜日）
＜東京アパッチ vs 富山グラウジーズ GAME1
＠有明コロシアム＞
1Q　26-29
2Q　48-51（22-22）
3Q　66-79（18-28）
4Q　84-103（18-24）
まあヘリコの退場とかいろいろありましたけど。。
一つ言っておかなければいけない事があります。
富山グラウジーズに対する認識を変える必要があります。
調子が良くて富山が勝ったのではない。アパッチにありがちな「相手とのかみ合わせが悪くて」アパッチが負けたのではない。
富山は強い
です。と、私は感じました。根拠を示せといわれても素人には厳しいですが。。そう感じました。
プレイオフ争いに強敵出現です。

・・・・・・・・・・・・・・・・
勝ち負けについてはこんなところで（をいをい）
翔自さん（＃９仲西　翔自）がダンクを１つ記録しました。
あと、記録上は一つのリバウンドですが、すばらしい、美しい、走りこんでのスーパーリバウンドを一つきめました。
どうも彼のひざはやっと完治したようです。本人が言っていた「ＮＥＷ翔自」誕生です。

彼のいいところは、ジャンプする姿の美しさ。
どこが・・・と思う人はいるでしょうが、ファンになってしまったものの目なんでご容赦を・・

さあ、今日は勝ち試合でスーパープレーをみせてくれることでしょう

年末年始の４連戦

とうとう始まります。年末年始の４連戦！

ＲＯＵＮＤ１，２は有明で、ＲＯＵＮＤ３，４は魚津（ありそドーム）で
東京アパッチ対富山グラウジーズ戦が行われます。

相手は３連勝だそうです。調子良いらしいです。。でも、東京は現在の富山と比べても比較にならないほど「調子良」かった沖縄に対して２連勝を挙げております。
全然問題なしですよ。。

まあ、確かに最近４戦で２勝２敗と若干ペース落し気味ですけど。。

・・・・・・
目標はあくまで「４連勝！」相手を侮っているわけではなく、プレイオフ争いのために必要な条件だと考えてます。
今回の４連戦はスケジュール的には１１月初の休みの穴埋めの意味合いがあります。今のところ他のチームより試合消化が２試合少なかったのですが、今回の４連戦で同じに並びます。ここで４連勝すると、現状の２位浜松とのゲーム差３．０は相手に関係なく確実に４．０以上になります。ゲーム差４．０はかなり安心できる差、今後大きく調子を落とさない限り安心できる域にまで到達します。

・・・惜しいのは、富山が「今までの富山」じゃなくて、埼玉にアウエーで２連勝するなど「覚醒」の気配が見えること、正直もう４試合ほど寝ててほしかった・・

オールスターメンバー決定

怠けててすみません。

諸事情ありまして・・

オールスターのメンバーが決まり、東京からはジョーブライアントさんがヘッドコーチ、康平さんがブースター投票選出で出場です。

ヘリコプター（＃３５　ジョン・ハンフリー）は結局推薦でもダンクコンテストにも出場せずですね。。去年「ケガで」欠場したのが効いているのでしょうか。。ヘリコと康平さんセットで見たいという希望は今年もかないませんでした。。
（沖縄でのオールスターを見に行ったときのすごいプレーのイメージがあるのでね）

まあ、それでもいろいろ面白そうなメンバーがいますしね。。

個人的には、浜松のアダム・ザーンがラシード・スパークスのダンクコンテスト3連覇を阻止するか。。とか興味です。（ダンクコンテストかよ！）



最後に一つだけ・・外国人選手はEASTが6人選ばれてますよね。普通日本人外国人5人5人で選ぶのが普通なんですけどね。　なにか伏線があるのでしょうか。。。

事実上の試合放棄

う～ん残念です。
残り１分。７点ビハインド。この状況普通のチームならあきらめどころですが、東京アパッチならまだまだ可能性のある点差。

この状況で康平さんのカットインに対するファウルの有無に対してジョーブライアンドＨＣが抗議！瞬く間に２回のテクニカルファウルをとられ退場になりました。
２回のテクニカルで４本のフリースロー。相手が３本決めて１０点差。。

まだわからない　とは言いたいところだけど、ＡＣのいない東京アパッチはその状態ですでに指揮系統を喪失していた。。まさに糸の切れた凧のような。。

でも私はＨＣを批判できません。私だってあの場面で飛び出しかけてましたし。。選手の大半だってそう。冷静にＨＣをとめようとしたのはすでに２回目のテクニカルが吹かれたその後。。　とにかくＨＣは選手やアパッチを応援していた人たちの気持ちを代弁して退場し、１試合の負けが記録されました。

ここはまだ７点差だ、感情を抑えて勝ちを追求すべきだ。この試合を現場にいなかった方ならそう批判されるでしょう。でも、単なる１観客に過ぎない私にだって我慢できなかった。こんな状況でＨＣにだけ我慢せよとは言えた口じゃない。

でも、こんなことがあっても「試合放棄」しなくてすむ仕組みは是非ほしいですね。ＨＣが抗議に出る前にうまく押さえ込むテクニックをみにつけたＡＣがほしいです。ジョーＨＣの怒りのパターンは十分察知できますかから、不可能ではないはずです。且つＡＣ自身はチームのため一切の感情を抑え込める「鉄の心」を持っているような・・

審判の批判はしたくないです。そういう方針ですから。でも今回の笛が招いた結果はちゃんとレビューして次回以降に活かしてください。


まあ、あとは本件が「ＨＣの出場停止」とかの対象にならないことを祈るのみです。制裁するにしてもＡＣが準備できたその後まで猶予してほしいです。そうしないと試合そのものが成立しなくなっちゃいますよ。。

１２月２１日（日曜日）
＜新潟アルビレックスＢＢ vs 東京アパッチ GAME4
＠朱鷺メッセ＞
1Q　23-15
2Q　43-35（20-20）
3Q　63-58（20-23）
4Q　83-72（20-14）

安心の戦い

…でもなかったですけどね。
１２月２０日（土曜日）
＜新潟アルビレックスＢＢ vs 東京アパッチ GAME3
＠朱鷺メッセ＞
1Q　17-16
2Q　36-40（19-24）
3Q　59-60（23-20）
4Q　77-83（18-23）

ひやひやはさせられるのですけど、でも何より重要な「勝利の行方」という点ではなぜか安心して見てられました。

基本的にはずっと優勢に試合を進める。新潟は激しいディフェンスで詰めにかかるもののその都度突き放す。

ヘリコプター（＃３５ジョン ハンフリー） は不調でした。でも康平さん（＃１１青木 康平）がいい調子。特にカットインが冴えてました～ 「さあ、ここで確実に点が欲しい」というところで中に切れ込んでいってポイント！彼のプレーぶりが試合での「安心感」の源だったように思います。

後ダレン（＃１０牧 ダレン 聡）の３Ｑのプレーも良かったし、純平さん（＃１２仲摩 純平）のディフェンスやファウルを誘うプレーも良かったし…
アシュビー（＃４ジュリアス アシュビー）も良かったです。彼はゴール近くで仕事するなら安定感ありますね。


朱鷺メッセ ここはいいですね～
隣のホテル日航新潟に泊まると、ホテルからバスケ会場までつながってて、まさに「別天地」

会場は超アウェイかと思いきやそうでもない（これは自分で声を出してだから気付かなかっただけかも）

アパッチは「朱鷺メッセ初勝利」だそうですけどそんな歴史を感じさせない「すんなり」な勝ちかたでした。

得点経過や文章の整理は後でやります（携帯で更新してるので）

最後… アパッチにＡＣ入りそうですね～ 決まってみないとアレですが 超期待。

新潟行き

久しぶりの携帯更新です。

今週末の朱鷺メッセでの対新潟戦に向けて移動中です。
（えっ 早すぎ？ いやぁ経費削減を狙って夜行で行くことにしましたから…）

新潟にバスケに行くのは開幕２戦目についで２回目です。
朱鷺メッセは初めてです。

朱鷺メッセは聞くところによると、すごくいい会場でそれこそ別天地だそうです。
そんな所で２連勝出来ちゃうなんて（えっまだ決まってない？いやいや(笑)）

とにかくこの２連戦 楽しみたいです。

アパッチナンバーズの確率論

東京アパッチのホームゲーム会場では「アパッチナンバーズ」というくじが売られています。これには、アパッチの５人の選手の背番号が印刷されていて、そのとおりの順番に得点すればあたり、という仕組みです。１枚３００円、もれなく２００円の金券がもらえるので、実質１００円のくじですね。

順番も当てなければいけないので結構確率が低いですが、１等（全部当たり）沖縄ペア航空券２等（４つ当たり）以下はアパッチホームゲームの招待券で、一応５等（一つあたり）まであります。

一人の選手が２回決めても最初の得点だけを数えるルールなので、くじの上には５人の選手の背番号が重複なく並んでいます。

ところでこの「アパッチナンバーズ」当選確率はどれくらいなんだろうというのが気になります。理系の血が騒ぐ～　ということで計算してみました。

現在東京アパッチには１２人の選手がいます。そこから５人を重複なく順番も無視しないで並べる組み合わせは。

９５０４０通り　（１２×１１×１０×９×８）

５つすべて的中するパターンは１通りしかありません。
１等沖縄ペア航空券（全部的中）　１通り　0.001％
以下こんな確率です（計算法は略。結構ややこしいですよ）
２等プレミアムシートペア（４つ当たり）　３５通り　0.037％
３等ＳＳ指定席ペア（３つ当たり）　５７０通り　0.60％
４等ＳＢ自由席ベア（２つ当たり）　５２７０通り　5.55％
５等Ａ自由席ペア（１つ当たり）　２７２０５通り　28.62％

まあ１等なんてあたりませんよ。まずありえない・・ただ５等４等ならすごくいい確率であたります。５等なんて４枚くらい買っておけばゲットできそうです。

ちなみに私自身はシーズンチケットで持っているので、自分用のチケットは要らないのですが、人を招待するのにいいかなと思って結構買ってます。

皆さんも一度どうですか。。１Ｑはじめのうち結構どきどきできていいですよ。

好き嫌いなくちゃんと食べなきゃだめです

ホントにウチの子は好き嫌いが多くって困っちゃいます。
栄養あるんだからちゃんと食べないと大きくなれませんよ。

東京アパッチのことですけど。

１２月１４日（日曜日）
＜東京アパッチ vs 浜松・東三河フェニックス GAME4
＠有明コロシアム＞
1Q　26-16
2Q　50-40（24-24）
3Q　73-61（23-21）
4Q　105-90（32-29）

うちの子は大っ嫌いだった浜松をやっと一口食べることができました。ねっまずくなかったでしょ（笑）

・・ダレン（＃１０牧　ダレン　聡）のティップオフ直後の速攻ポイントから始まり（これがあると調子出るんですよ）、城宝さんの連続ポイントで突き放し、１Ｑで１０点差。あとは一進一退ですがせいぜい５点差くらいになる程度で安心してみていられました。

実はこの試合がホームゲームではもっとも安定した勝ち方でした（１５点差も最大）、だからクラッカー配りも余裕でできて、結構いろんなところに持っていけました。


・・・ちなみに、東京アパッチの好き嫌い（笑）ですが・・
好き　埼玉、沖縄、（仙台）
嫌い　浜松、高松、大阪、（新潟）

括弧つけたのはそれほどでも・・というものです。好きなチームはどんなに戦力充実なときでも勝っちゃいますし、苦手なチームはいやになるほど負け続ける。。

まあ、こういった好き嫌いの激しいところ、理屈の通用しないところがアパッチの魅力だったりします。

来週はアウエー新潟。新潟は「昔嫌いだったけど、何とか練習して食べられるようになってきた」相手ですね。ただ、場所が彼らの「聖地」朱鷺メッセ。ここでの新潟は強いかも。。でも、今の調子なら大丈夫。アパッチ２連勝しちゃいましょう。

・・・応援行きます。