開業医の団体が、
かなりはっきりと批判しています。何度言ってもワクチンを打とうとする人への説得材料になるかもしれません・・
特別インタビュー<br/> 科学的怠慢に満ちた国の新型コロナ対応 - 兵庫保険医新聞 | 兵庫県保険医協会 (hhk.jp)
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>ワクチン一辺倒の戦略の愚策
広川 そうした中でワクチンの新しい接種がアナウンスされる、マスコミが安全性・有効性の情報について識者や国民の賛否両論さまざまな意見を紹介せず、政府の方針をそのままに報道する。これでは報道機関の役割が十分に果たせていないのではないかと思います。
福島
そもそも変異を繰り返すウイルスに、ワクチン一辺倒で対応する戦略が愚策です。
わたしは論説記事に「こうした戦略で新型コロナウイルスが抑え込めると考えるのは妄想である」と表現しました。日本の状況は異常で、ワクチンを接種しない人へのハラスメントまで起こっています。
広川 残念ながらこれはあちこちで聞かれる話で、自分の決定は強制されるべきでなく、個々の自己決定が支えも守られもしない。とても大きな問題だと思います。
福島 しかも、厚労省が定期的にアドバイザリーボードに報告している統計では、
驚くべきことにワクチン接種者の方が、感染率が高くなっています。
表をみればわかりますが、10万人当たりの陽性者数は、50歳代、80歳代を除いた年齢層で「2回接種者」の方が「未接種者」に比べて多くなっています。顕著なのは65歳から69歳で、新規陽性者数は「2回接種者」は3倍、「3回接種者」で2倍、それぞれ「未接種者」より多くなっています。
厚労省及びアドバイザリーボードは国民に「なぜそうなっているか」を説明するべきです。また、感染率が下がっていないデータは百歩譲って脇に置いても、本当に重症化率と死亡率が下がっているのか、明らかにするべきです。この点の解明を求めて、厚生労働大臣に公開質問状と情報開示請求をしました。
西山 そもそもこのデータが非常に乱暴で、検証も困難なように思います。たとえば、接種日が不明なので、効果が表れるまでのタイムラグなども考慮が必要です。いずれにしても感染者数と、行動制限やワクチン接種の時期を素直にみると、本当にどういう効果があったのか、極めて疑問だと言わざるを得ませんね。
福島 おっしゃる通りで、どう読むのかの限界もあります。例えば以前は「接種歴不明者」を「未接種者」に入れるなど雑なこともしていました。
ただ「接種したから感染率が下がったという事実はない」ことは言えます。同じ資料からブレークスルー感染率を計算すると「接種歴不明者」を除いた場合で、未接種者を含めた新規陽性者99万3817人のうち、ワクチン接種者は74万1339人、何と74%にものぼっています。これをみても、
ワクチンに感染予防効果がないのは明らかです
(22年8月15日~21日の期間)。
>免疫系への影響疑い
広川 先日開かれた兵庫県保険医協会の西宮・芦屋支部の世話人会で
「発熱外来の実感としてワクチン接種の有無で有意差を感じない」
「ワクチンを接種し続けても感染者は増え続けている」「重症化防止のエビデンスもないのではないか」との意見が出されました。お盆以降のごく短期間ですが私が診察した患者さんの状況でも、抗原検査で20人陽性で、9割がワクチンを受けられた方で、4回目を接種してから1週間前後の2人が陽性でした。
福島
開業医の先生方が実臨床の経験から「ワクチンが効いていないのではないか」との実感を持っているとの話は非常に重要です。
そもそも「接種した人の方が陽性率は高い」ことは、免疫学的に重大なことを示している可能性があります。
広川 ワクチンが効果を上げられないとするならば、そのワクチンそのものによる免疫機能の低下など、何らかの影響が及ぼされている可能性もあるのでないかという意見も聞かれますが。 福島 天然痘のように安定したゲノムでなく、変化し続けるウイルスにワクチンで対抗すれば、耐性とのイタチごっこは目に見えています。獲得免疫をブーストするのでなく、自然免疫でブロックする重要性にスポットをあてるべきです。
神奈川歯科大学の先生方が、だ液中のIgA抗体値が高い人が感染していないことを発表しています。ワクチン未接種で未感染の人は、交差性のIgA抗体を持っていたとの研究結果です。実は当初日本人は、それを持っている人が多く感染が少なかった可能性がある、一つの仮説ですが非常に説得的です。しかしその後のワクチン接種で、それが破壊された可能性があります。そうなら恐ろしいことです。本来経粘膜感染についてはIgAが主役、そこを強化することが重要で、まさに大気・安静・栄養が基本です。そうしたことを考えず、ワクチンの頻回接種で、IgGばかり作れば、抗体依存性感染増強が起こります。何度も同じ抗原が入ってくると、生体の認識系が誤ってそれに対する抗体ばかりつくるようになる。こうした可能性も立ち止まって考えるべきです。とにかくファクツを整理して、そこから議論することが何より求められています。
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