染井吉野［薔薇科］

江戸末期から明治初期に、染井村(東京都豊島区駒込)の植木職人によって江戸彼岸系の桜と日本固有種の大島桜の雑種の交配で作出され、桜で有名な吉野山に因んで「吉野桜」と呼ばれていたが、吉野に植えられているのは山桜という別種であることや、染井村が起源であることから、1900(明治33)年に「染井吉野」と命名

学名「ケラスス・エドエンシス」
属名「ケラスス」(桜) ＝ ラテン語で「桜樹」から
種小名「エドエンシス」 ＝「江戸の」

花言葉「純潔、優れた美人」

馬酔木［躑躅科］

馬が食べると酔って脚がなえることから「足癈(アシジヒ)」と呼ばれ、転訛して「アシビ」から「アセビ」に

学名「ピエリス・ヤポニカ」
属名「ピエリス」(馬酔木) ＝ ギリシャ神話に登場する9人姉妹の音楽と文芸の女神「ピエリス」から
種小名「ヤポニカ」＝「日本の」

英名「ジャパニーズ・アンドロメダ」

全株有毒
症状は、血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺

3月9日(記念切手記念日、関門国道トンネル開通記念日、穀の日、酢酸の日、緑の供養日、感謝の日、佐久ケーキ記念日、バービーの誕生日)の誕生花

花言葉「犠牲、献身、危険、二人で旅をしよう、清純な心」

灯台躑躅、満天星躑躅［躑躅科］

学名「エンキアンツス・ペルラツス」
属名「エンキアンツス」(灯台躑躅) ＝ ギリシャ語で「妊娠する花、膨らんだ花」から
種小名「ペルラツス」＝「鱗片のある」

4月16日(チャップリンデー、ボーイズビーアンビシャスデー、女子マラソンの日、康成忌)の誕生花

花言葉「節制、返礼、愛の喜び、上品、あなたのすべてが上品、かわいい人、素直な告白、私の思いを受けて」

瑠璃二文字、ツルバキア［葱科］

瑠璃色の花で二文字[爾良(韮)の女房言葉]に葉が似ているので

学名・属名「ツルバキア」＝ 18世紀のオランダの植民地であった南アフリカの喜望峰の総督「ツルバグ」から

英名は「ソサエティ・ガーリック」
イギリスでは「スイート・ガーリック」

南アフリカ原産
明治時代に渡来

11月28日(税関記念日、太平洋記念日、親鸞忌，報恩講)の誕生花

花言葉 「残り香、小さな背信、落ち着きある魅力」

大犬のフグリ、瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳［大葉子科］

「犬のフグリ」(淡いピンク色の花の在来種で、「大犬のフグリ」に駆逐され、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類 (VU)「絶滅の危険が増大している種」 に指定)に似ていてそれより花や実が大きいので

学名「ヴェロニカ・ペルシカ」
属名「ヴェロニカ」(鍬形草) ＝ エルサレム出身のキリスト教の聖人「ヴェロニカ」から
種小名「ペルシカ」＝「ペルシャの」

ヨーロッパ原産
明治初期に渡来

2月11日(建国記念の日、文化勲章制定記念日、万歳三唱の日、干支供養の日、仁丹の日)の誕生花

花言葉「信頼、神聖、清らか、忠実」