今日は冷たい雨でしたね。。。
【サクラ】
けっこう人気者になってきたサクラのこの顔^^
ほんとはもう少し目がパッチリ開くのですが。。。
いかつい秋田犬の面影はどこへやら。。。
ブブも珍しくサクラが好きみたいで、たまにじゃれ合ってるのを見かけます。
【トム】
わが家の猫、トムの今日の姿。
一応容態が落ち着いた、というわけでもないのですが、
吐き気止めを飲まなくても、嘔吐が完全になくなりました。
(以下とても長い文章が続きます。)
猫の膵炎や犬の膵炎で検索されてこちらのブログへ辿り着いている方を
最近よくお見かけしております。
改めて、特に猫の膵炎は非常に発見されづらい病気だそうです。
なのに、老猫には多いそうです。
症状が明らかに出る子と全く出ない子、トムのように嘔吐程度のものだったり、
今では猫膵特異的リパーゼの数値を調べることができるので、膵炎という病気を疑ってくれさえすれば、
判明するものなのですが、なかなかそこへ辿り着くのも知識と経験が必要なんでしょうね。
急性と慢性があるのですが、トムの場合は慢性です。
つまり、完治しない可能性が高いということです。
もう、4ヶ月ぐらい経つかなぁ・・・毎週病院へ通っているのですが、月1ペースでリパーゼを調べています。
ちなみに病院でできる血液検査は月2ペース。
ステロイドを始めてからも、最近の結果では数値は上がらずとも下がらず。
上がらないのはステロイドの効果なのか、それだけに救いです。
下がらないというのは、治っていないということ。
ステロイドもそんなに長期には使えないので、5月で一旦止める事になりました。
後は食事療法しか治療法がないそうです。
慢性だからね・・・
いろいろ調べてみると、一生この病気と付き合っていかないといけないかもしれません。
そう思うと愕然としそうなのですが、今わたしの気持ちはそんなでもありません。
今のトムを見て涙することがなくなったんですよね。
しんどそうに嘔吐することもなく、ガツガツごはんを食べて、リビングでみんなと一緒にくつろぎ、
夜寝る時は布団で一緒。
目覚めると、お腹空いたーのスリスリ催促に始まり、朝、いってらっしゃーいを言って、お見送り。
(いってらっしゃいとは言ってないかもしれませんが^^;)
爆弾を抱えているのは事実なので、ステロイドをやめると、もしかしたら急変するかもしれない、
膵臓は消化器系で、その周りにある腸などの臓器と合併症を引き起こすことが一番命取りだと、
先生も口をすっぱくしておっしゃっていたので、色々・・・色々・・・頭をよぎることはあるのですが、
今のトムは元気そうで普通なので今がいいからそれでいい、と思えるようになりました。
と、はりきって言ってるわたしも、今後はわかりませんケド^◇^;
とにかくトムは元気です^^v
その毎週通う病院の前半戦の時のことですが、、、、、
やせ細った白い猫ちゃんを毛布にくるみ、
ぎゅうっと抱えて来られる娘さんとお母さんとでよく遭遇してました。
お聞きすると、腎臓を煩わし点滴を受けに来ているとのこと。
もうそれしか方法がないようでした。
毎週のようにわたしと一緒の時間帯に遭遇していたのですが、ある日お見かけしなくなったんですよね。
目に光がなく、ピクリとも動かず、ただじーっと娘さんの胸の中で温まっていた姿。
待ち時間の間、ずっと娘さんはそっと体を撫でながら、優しい眼差しで白猫ちゃんを眺める姿。
なんとか元気になればいいのにな・・・心の中でお会いする度に思っていました。
ある日、娘さんは白猫ちゃんの写真を撮っていました。
「点滴を受けた後なので、体がふっくらしているんですよ。」
今が一番いい姿を残せる・・・ということでしょうか。
それが、わたしが見たふたりの最後の日だったんです。
今日に至るまで全く会わなくなりました。
だめやったんかな。。。そう思わざるを得ません。
猫ちゃんは毛布に包まれ、見ていたあの日のように娘さんの腕の中で逝ったんだろうな・・・
とても素敵な飼い主さんの元で育って幸せやったね、と天国へ行った猫ちゃんに一言。
不謹慎なことですが、病院にいた白猫ちゃんと娘さんの2ショットの姿を写真で収めて、
こんな関係もあるんやで、と
まだ知らない人にお伝えしたいぐらい。
忘れられない場面となりました。
こんな出会いもトムが病気になって病院へ通っているせい。
トムちゃん、あんたは病気も運んでくるけど、オマケつきなのね^^;
1つ、1つ、が思い出です^^
(読んで下さってありがとう^^)
byもりもと