
風が強く、画像の#4ロッドではキャステイングもままならず、写真だけでもと岩まで泳いで行って撮ったものだ。
ロッドは今でも時々使っているが、リールは海水の塩分で、内部のリベットが全部やられてしまいもう手元にない。
現地の空港の荷物検査の係りのおじさんの、なかば呆れた表情を思い出しこのタイトルにした。
荷物の中から出てきた不気味なアルミのパイプ。
「何だこれ、開けてみろ!」 一瞬緊張が走る。
「釣竿だ、ほら。」
「あー、分かった。」と呆れた表情でニヤリ…
当時は、隣の島の空港から島に渡るボートステーションまで、トラックを改造したバスで2~3時間かかった。
場合によっては屋根の上で荷物と一緒に揺られ、やっと辿り着くような所だった。
このバスは、道路状況が悪いのにブッ飛ばすものだから、油断していると屋根から振り落とされそうになった。
雨が降ると、荷物用のシートを広げ、晴れるとたたむ、そんなことを、しながら、申しわけ程度についている荷物固定用のレールにしがみついていた。
しかし、屋根の上からの眺めは良かった。
道路脇の見通しの良い高台には、政府軍の兵士がいて、下を通る物にいつでも発砲できるようにしていたのがよく見えた。
兵士を、屋根に一緒に乗っていたイタリア人の観光客がからかうと、本当に銃で狙いをつけられ、びびった。
このような状況だったので、本当に必要な物しか持って行くことができなかった。
「ロッドがそうなのかって? それも2本も?」
「当然じゃないですか!」
苦労して持って行った割りに、フライでの釣果はいまいち。
海での釣りは全く初心者だった。
今にして思えば、撒き餌をすればものすごく釣れたのではないのだろうか。
でも、以前も書いたように、あまり釣れなくてもそれで十分。
私の心の中に良き思い出として残っている。
もう15年以上にもなるんだ…
ロッドは今でも時々使っているが、リールは海水の塩分で、内部のリベットが全部やられてしまいもう手元にない。
現地の空港の荷物検査の係りのおじさんの、なかば呆れた表情を思い出しこのタイトルにした。
荷物の中から出てきた不気味なアルミのパイプ。
「何だこれ、開けてみろ!」 一瞬緊張が走る。
「釣竿だ、ほら。」
「あー、分かった。」と呆れた表情でニヤリ…
当時は、隣の島の空港から島に渡るボートステーションまで、トラックを改造したバスで2~3時間かかった。
場合によっては屋根の上で荷物と一緒に揺られ、やっと辿り着くような所だった。
このバスは、道路状況が悪いのにブッ飛ばすものだから、油断していると屋根から振り落とされそうになった。
雨が降ると、荷物用のシートを広げ、晴れるとたたむ、そんなことを、しながら、申しわけ程度についている荷物固定用のレールにしがみついていた。
しかし、屋根の上からの眺めは良かった。
道路脇の見通しの良い高台には、政府軍の兵士がいて、下を通る物にいつでも発砲できるようにしていたのがよく見えた。
兵士を、屋根に一緒に乗っていたイタリア人の観光客がからかうと、本当に銃で狙いをつけられ、びびった。
このような状況だったので、本当に必要な物しか持って行くことができなかった。
「ロッドがそうなのかって? それも2本も?」
「当然じゃないですか!」
苦労して持って行った割りに、フライでの釣果はいまいち。
海での釣りは全く初心者だった。
今にして思えば、撒き餌をすればものすごく釣れたのではないのだろうか。
でも、以前も書いたように、あまり釣れなくてもそれで十分。
私の心の中に良き思い出として残っている。
もう15年以上にもなるんだ…
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