カプアン通信

アンジェロ倒れる




8月2日の日曜日朝
朝から暑かったので日陰の多いところをお散歩しようと
ひさびさにみんなで青山墓地へ行きました。




墓地は、土の地面や緑地が多く、カプアンたちは大好きです。




日差しは強かったですが、なるべく木陰を選んで
あまり長距離にならないようお散歩しました。




アンジェロは、葉っぱを食べてばかりいましたが
上の写真を撮って数分後、帰ろうとして車に向かったとき

軽い咳をしてから、吐きそうになり、カプアンママがビニール袋で受けようとしたとき
突然、四本の足を突っ張るようにしたまま、路上に横倒しに倒れました。

前庭疾患で立てなかったときのように、もがいたり震えたりすることもなく
喩えは悪いですが、映画やドラマで人が撃たれたときのように
ばったり倒れました。

慌ててアンジェロの身体をさすりましたが、1〜2秒で起き上がり
葉っぱの入った胃液を吐きました。

これはおおごとだと思い。アンジェロの介抱をカプアンママにまかせ
カプアを連れて車に向かいながら、赤坂動物病院に電話しました。

アンジェロの状態を受付の人に話しましたが、じきに先生が出て
眼振はないことや、水を飲まないこと、舌の色がやや白ぽいことなどを伝えると
この日は予約でいっぱいだったにもかかわらず、緊急で診てもらえることになりました。

途中、家に寄って、カプアとカプアンママを降ろし、
アンジェロを乗せたまま病院へ急ぎました。
アンジェロに変化がないか、後部座席を気にしながらの運転になりました。

病院の駐車場が空いてなかったので、車を放置して
アンジェロを抱えて病院に入ると、看護士さんが待っていて、
すぐに処置室に入れてくれました。




車を別の駐車場に入れて待合室に戻ると、電話で話をした先生が現れて
診察室に入るよう言われました。
アンジェロは、普通にしていて、脳や心臓に異常は見られず
おそらく、吐こうとしたとき、「迷走神経の反射」というものが起き
一時的に脳虚血が起きた可能性が高い。と言われました。

喉の近くに迷走神経があり、咳や嘔吐により「迷走神経」が失神を引き起こすことが
高齢犬には多いそうです。持病があり衰弱している場合、
迷走神経の反射が引き金となり死んでしまうこともあるそうですが
アンジェロは、心配いらないと言われました。

上の写真は、処置室から元気に戻ってきたアンジェロです。

あとで調べると「迷走神経反射」は人間にも多い
失神や目まいなどの症状が起こる病気のようです。




家に戻ったら、カプアが最初は心配してアンジェロに寄って匂いを嗅ぎましたが
元気そうだとわかると、プレイバウをしました(汗)




夜はいつもの明治神宮外苑をお散歩しました。
アンジェロは普通に歩けましたが、また倒れるのが怖いので
葉っぱを食べさせないように注意しました。




翌朝も、短い距離にしましたが、普通にお散歩できました。




午後には、こんな元気な様子も見せました。




この日も神宮外苑。日中の気温は32℃を越し、夜になっても熱気がこもってます。




しかし、アンジェロはごはんも、もりもり食べて不調は見せません。
中型犬の15歳は人間でいうと88歳くらいらしいので
いろいろ不調が出てもおかしくないですが
今回の横倒しはさすがに驚きました。
このままアンジェロが死んでしまうのではないかと思い
私の心臓がばくばくしました。

それが原因かわかりませんが、数日後、私の血圧があがり
また結膜下出血が起きました。いままで何度も起きてますが
今回は、かなり赤目の色が濃く、左目の白目部分が半分真っ赤です。
自分では、鏡を見ないとわかりませんが、会う人が「ぎょっ!」とします。

かなりホラーですが、いまわたしの目はこんなです。

家人は非常に気持ち悪がりますが
犬たちは「心の目」で見ているので、オヤジには普通に接してくれます。
ありがとうね(笑)

コメント一覧

カプアンパパ
ななもりうぃるままさん
コメントありがとうございます。
ばたっと倒れたときは本当に焦りました。
幸い、いまのところ普通にしています。

ご経験がおありなんですね。
そういう病気があることは知りませんでした。
私は高血圧症で、長年、降圧剤を服用してますが
6月頃、立ちくらみをするようになったので一時やめてました。
しかし、また高血圧になり結膜下出血になったので、服用を再開しています(汗)

アンジェロはもうじき15歳になります。
犬も人間も年を取るといろんなことが起こりますね。
アンジェロは前庭疾患を経験してから色んな後遺症が出ましたが。
なんとか猛暑の夏を乗り切って、長生きして欲しいと願ってます。
ななもりうぃるまま
良かったです…
アンジェロさん、大事にならずに良かったです。
食欲もあるようですね…、ほっとしました。

「迷走神経反射」私も経験があります。
腹痛の際に、トイレで座りながら…突然貧血で倒れ(崩れる様に転がり?)
一瞬気を失っていたようですが、スグに意識が戻り、トイレの狭い床に転がっていました。
ワンコにも同じようなことがあるのですね、勉強になりました。

酷暑の時期は、ワンコは特に大変ですよね。
我が家もこの時期のお散歩は特に注意しながら、無理させないようにしています。
元気に秋を迎えたいですね!
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