カプアン通信

好き嫌いの多い犬に流動食やスープを飲ませる方法

2020年02月17日 23時28分44秒

昨年12月のはじめに
末梢神経疾患もしくは脳疾患と思われる病気を発病し
2ヶ月半が経過したアンジェロですが
ふらつきはありますが、ほぼ普通にお散歩ができるようになりましたし、
体重も戻りましたが、食事が戻りません。

前に食べていた白飯、穀物、野菜などが食べられなくなり
前は好きだった手羽元スープもお皿からは飲めません。

カプアンママが、連日、牛ヒレステーキ、トンテキ、ラムステーキ、牛ももステーキ
など食べさせてますが、この中で口にできたのはトンテキだけでした。

ただし、液状のものはシリンジで口の中に流し込めば
激しく抵抗などはせず飲んでくれます。

現在、栄養補助のために朝晩3種類の飲み物をシリンジで飲ませています。

その1
先日作ったもみじスープや、ドットわんスープと野菜スープをMIXさせたもの
野菜スープは、ニンジン、ゴボウ、キャベツなどを圧力鍋で柔らかくして
バーミックスでどろどろにしたものです。

その2
東洋医学の先生に処方していただいたクロノーブペッツと腎臓サプリのカリナールと
酵素玄米甘酒を混ぜたプレーンヨーグルト

その3
高カロリー栄養流動食カケシアです。

そしてこれらの液状のものを飲ませるのに最適な道具は
研究の結果、次のものとわかりました。
（個人の感想です）

ニプロカテーテル用シリンジ30mL。

本来、人間の胃や腸のカテーテルへ栄養を注入するためのものですので
使用は1回限りとされます。

しかし、注入口が犬の口に差し込み注入するのにちょうど良いサイズですし
手の小さな女性なら難しいかもしれませんが、私の手では片手で扱えます。
左手でアンジェロのマズルを掴み、口の横から差し込み
右手でシリンジを持ちながら、手の平でピストン部分を押します。

価格もリーズナブルで、近所のグリーンドッグさんで1本210円（税込）で売ってます。
5本880円のセットもあります。

それでも、毎日使うものなので洗って何度でも使っています。

洗うための道具も探しました。
細い部分を洗うにはこれが最適です。
「試験管ブラシ」といいます。

我ながら、いいものを見つけた。と喜んでましたが
すぐに欠点があらわになりました。

細い部分や胴の内側は洗えますが、ブラシが柔らかいので
図のコーナーに残った液体が取れません。

そこで、シリンジ専用の洗浄道具を開発しました（大袈裟）

「激落ちくん」という、水だけで汚れが落ちる、メラミンフォームのスポンジがあります。
これの、カットしてない「激落ちキング」という商品を使います。

シリンジの内径より少し大きめの角柱を切り出します。
使っているうちに角が丸くなり、ちょうどいいサイズになります。
これ便利です。

ただ、シリンジのピストン部分についている黒いゴム（ガスケット）は
1週間くらい使っていると劣化して固くなり、ピストンを押すのが大変になります。
ダメになったら捨てて、その都度買いに行ってましたが、
当然と言えば当然ですが、大量購入すれば安価だとわかりました。

1箱50本！　大人買いしました。
（某サイトで、送料込みで1本あたり100円程度です）

動物病院か！

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