みんみんの健康手帳

18歳と5ヶ月のおばあにゃんこの健康手帳
腎臓病とIBDを治療中
2014年3月8日、お空にお引越ししました。

セカンドオピニオン

2013-03-28 22:33:33 | セカンドオピニオン
↑ ちびみん(生後3~4ヶ月?)


ブログの猫友・ふとんさんから

セカンドオピニオンについてご質問いただき、

ちょうどいい機会だと思いましたので、

自分の思うことを少し記させていただきます。

長文なので、スルーしてくださってもOKです。



獣医さん選び、とても難しい事ですよね。

生活圏に獣医師の選択肢が十分にない場合もありますね。


我が家に初めて迎えた子猫・みんみんですが、あっという間に17歳。

老猫として 十分気をつけてあげないといけなかった時期に、

私自身の無知から、病気にしてしまったと後悔然り。

15歳の時に 毛並や体重の変化、嘔吐や下痢もあったのに、

単純に老齢のせいだろうと考えていました。

ダメダメ飼い主ですよね。。。


幸い、一年前にとてもいい先生との出会いがあり、

みんみんの状態も今は落ち着いています。

一人でも心から信頼できる先生がいらっしゃれば、

基本的にはセカンドオピニオンは必要ないかもしれません。

でも、もし診断や治療に少しでも疑問に思うことがあれば、

遠慮せずに先生に相談してみるのが一番いいと思います。

飼い主の遠慮が、生死を分けることになるかもしれません。

それを肝に命じた上なら、図々しくても構わないと思います。

だって、我が子を守れるのは自分だけですから。


それでも、セカンドオピニオンが必要なときは、

先生を信用していないようで 心苦しく感じますよね。

我が家の場合、大変うまくいった事例だと思いますが、

私の失敗と経験から、私の先生選びについてまとめてみました。



ペット情報が多い方に、動物病院の口コミ・評判、いい先生を聞いてみる。

(私の場合ペットシッターさんでしたが、里親ボランティア団体等でも)


診療所見や治療内容をしっかり説明して、飼い主の意見を反映してくれる。

(その子の状態や性格を一番詳しく知っているのは飼い主)


飼い主の疑問にきちんと答えてくれる。

(病気について飼い主も勉強すべし)


病院の基本方針。

(どこまで治療するのかは、先生の考え方が良くも悪くも大きく反映するので)


先生の性格、自分との波長。

(しっかりコミュニケーションが取れるかどうかが大事)


日頃も勉強熱心な先生かどうか。

(医療は日々進化しているので)


当然、明朗会計



みんみんの場合、今は主治医として月一の診察を高橋先生に、

週一定期の点滴治療を 近くのうおずみ先生にお願いしています。

お二人の先生に診ていただく環境は 大変運のいい事だと思います。


今の状況がなぜ実現したかというと、

1)高橋先生が後輩獣医師育成にも熱心な先生で

さっぱり壮快な性格でいらっしゃること。

2)高橋先生とうおずみ先生がお知り合いだった。

3)うおずみ先生が高橋先生を尊敬されていた。

4)点滴を近くのうおずみ先生で受けたいということを

私が申し出て、高橋先生が快諾してくださったこと。


しかも、点滴をうおずみ先生でお願いすることになった時、

高橋先生は みんみんの病状を共有するために

うおずみ先生にわざわざ連絡してくださいました。

みんの環境は、もう限りなく最高ですね!



以前のことですが、もちろん失敗したこともありました。

口数が少ない先生に診ていただいていた時、

一言インフォメーションがあれば避けられたのに、

全く予定していなかった三種混合ワクチンを打たれてしまったこと。

老齢で体調をくずしたきっかけが ワクチンだったかもと疑念があったのに、

先生は何の注射してるのかな?と思ったものの、

あっという間にワクチンを打たれてしまった時に、

取り返しがつかない状態にものすごく焦りました。

まさに、後の祭り。。。

コミュニケーションが取れていない最悪のパターンでした。

野良ちゃんでも区別せずに診ていただける優しい先生でしたが、

治療は最低限が方針のようだったこと、

私から治療内容を希望すると、不愉快に思われる雰囲気があったので、

以後、その先生の所に行くのはやめました。


今はその時の失敗から、ミスがない様指差し確認のような意味で、

注射や点滴の時は、毎回先生に内容を確認することにしています。



たぶん、自身が納得できない限り、

どこまでもセカンドオピニオンを求めたくなるので、

疑問は納得いくまで、先生に相談するようにしています。

そうは言っても、それも十分難しいことかもしれませんが、

環境や状況は違っても、やはり我が子を守れるのは自分だけ、

ですからね!