Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

続・ビセンテ・アミーゴの新譜「Paseo de Gracia」

2009-04-25 23:41:44 | Vicente Amigo
ずいぶん前のインタビューでビセンテは、
「いつか“ビセンテとアミーゴたち”というアルバムを創りたいな。」と言ってたっけ。
ビセンテと彼の好きな友達で創るアルバムとは、きっと本人たちが音楽を共にすることを楽しんで
録音するのだろうから、素敵なアルバムになるだろうなぁと思っていた。
そして今回のアルバムのことをビセンテが、“un disco de colaboraciones”と言うように、多くの彼の友人たち(アルティスタ)との共演を楽しんだ様子なので、
「これがビセンテが言っていた“ビセンテとアミーゴたち”のアルバムなのかしら?」
と思ったのだけど・・・。ビセンテ、そう??

このFlamenco-World.com のインタビューでビセンテはこんなことも言っている。
フラメンコ・ワールドのオリジナル記事はこちら♪

~「Y el flamenco es una forma de expresión, un sentimiento, no sólo tocar por soleá o por bulerías”.」

~「フラメンコはひとつの表現方法で、感情だ。ただソレアやブレリアを弾くことではない。」

(※↑オリジナル記事より)

不惑の年もすぎてビセンテもすっかりベテランのギタリスタになった。
いつまでも若い気がしてしまうけれどね。

それから、今回ビセンテはエレクトリックギターも弾いているそうだ。
ビセンテは以前、別のインタビューでエレクトリックギターにもちょっと興味がありそうな発言をして
いたっけ・・・。
・・とそのインタビューを捜してみたら・・・ありました!
2001年のアコースティック・ギター・マガジンの8月号。来日インタビューのさいご。

ビセンテは「エレクトリック・ギターに興味はありますか?」と質問されて、
「私が弾くということですか?何度が弾いてみたことはありますけど。エレクトリックギターってすごく弦と弦の間が狭くて、ネックが細いんですよね。ネックが幅広のものが出来たならもっと興味をもつかもしれません。」と答えている。
(※これは前々作の「イデアの街」のプロモーションで来日の頃のインタビュー)
ふ~ん・・。ではちょっとネックの太いエレクトリックギターがあったのかしら?
そのビセンテの弾くエレクトリックギターが聴けるのは、
「Bolero del amigo」という曲だと書かれている。

ちょっぴり試聴した4曲のうちカッコイイなと思ったのは「Amor de nadie」という曲。
早く全部の曲を聴きたいな。
4年の間にビセンテはどんなふうに変わったのか、そして変わらないのか。
どんなビセンテに会えるのか?
今からとっても楽しみだ。


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