ビセンテの4年ぶりの新譜「PASEO DE GRACIA」。
5月に発売された時は本当にうれしくて、国内盤が出るのを待っていられずにスペインのWEBサイトでお取り寄せ。
でもやはり国内盤は買っておきたい。
いつ発売になるんだろう?・・・と思いつつ油断していたら8月26日に発売になっていた。
気付かなかった!早速購入。
辞書を引きつつ、ポツポツ読んでみたのだけど、やはり訳詞を読んでみたい。
国内盤はスペイン盤のような紙ケースではなく、通常のプラスチックのケース入りだ。
中身は同じだけど、もちろん日本語の解説と対訳が入っている。
日本語の帯(本じゃないけどなんていうのかな?)には「フラメンコの守護者」なんて書かれている。
訳詞を読んでみて思った。
(自分で訳してみなさい!って!?スペイン語を何年やっているのやら・・)
インタビューで読んだように、ビセンテはここ数年「どん底」を味わっていたのだと。
今までのビセンテの詩はファンタジックで抽象的だったり、また愛に満ちていたように思うのに、
今回は全編にビセンテが辿ってきた苦悩や悲しみがあふれている印象だ。
訳詞を読んでいるだけで胸がしめつけられるようだ。
「今の自分のすべてがこめられている・・」と言っていたビセンテの言葉を思い出す。
特に「自画像」などはビセンテの辛い心情が吐露されているようで思わず「何があったの??」と
訊ねたくなってしまう。
いつも自信にあふれ、輝くようなオーラにつつまれていたビセンテ。
苦しい月日を重ねて彼はどんな風に変貌したのか。
早くビセンテに会って確認したい。とにかく生の音が聴きたい。
10月3日(コルドバ公演)のコンサート・・・。
ビセンテのどんなアイレに触れられるのか・・・。
待ち遠しいようなこわいような・・・。
でも心から今のビセンテに会いたいと思う。
5月に発売された時は本当にうれしくて、国内盤が出るのを待っていられずにスペインのWEBサイトでお取り寄せ。
でもやはり国内盤は買っておきたい。
いつ発売になるんだろう?・・・と思いつつ油断していたら8月26日に発売になっていた。
気付かなかった!早速購入。
辞書を引きつつ、ポツポツ読んでみたのだけど、やはり訳詞を読んでみたい。
国内盤はスペイン盤のような紙ケースではなく、通常のプラスチックのケース入りだ。
中身は同じだけど、もちろん日本語の解説と対訳が入っている。
日本語の帯(本じゃないけどなんていうのかな?)には「フラメンコの守護者」なんて書かれている。
訳詞を読んでみて思った。
(自分で訳してみなさい!って!?スペイン語を何年やっているのやら・・)
インタビューで読んだように、ビセンテはここ数年「どん底」を味わっていたのだと。
今までのビセンテの詩はファンタジックで抽象的だったり、また愛に満ちていたように思うのに、
今回は全編にビセンテが辿ってきた苦悩や悲しみがあふれている印象だ。
訳詞を読んでいるだけで胸がしめつけられるようだ。
「今の自分のすべてがこめられている・・」と言っていたビセンテの言葉を思い出す。
特に「自画像」などはビセンテの辛い心情が吐露されているようで思わず「何があったの??」と
訊ねたくなってしまう。
いつも自信にあふれ、輝くようなオーラにつつまれていたビセンテ。
苦しい月日を重ねて彼はどんな風に変貌したのか。
早くビセンテに会って確認したい。とにかく生の音が聴きたい。
10月3日(コルドバ公演)のコンサート・・・。
ビセンテのどんなアイレに触れられるのか・・・。
待ち遠しいようなこわいような・・・。
でも心から今のビセンテに会いたいと思う。
今回の新譜ジャケットも大変意味深ですね。月に向かってギターを弾くビセンテ。彼らしいポエティックなイラストですが、太陽光ではなく月光というところに苦悩の一端が垣間見れるようです。でも、夜が明ければ日が昇るわけですから、ある意味自分のこれからの道行きを照らす「一条の光」がこの月光に込められているのかもしれませんね。
パコが太陽ならビセンテは月・・と私はいつも思っていました。
どこか繊細で、それは情熱や大胆さの中にも感じられる繊細さで、それこそビセンテの個性だと常々思っていました。
なので今回のジャケットを見たときにも「ビセンテらしいなぁ」と感じていたのです。
ビセンテはきっと「悲しみ」という感情さえも自分の一部として共に生きていく術を見つけたのでしょう。
Luziaさんの書かれたように、ヘミングウェイではないけれど、日はまた昇るのですよね。必ず。
今のビセンテに本当に会いたくて、そう願ったら扉が開いてスペインにいけることになりました。
だから行って来ますね。そしてレビュー書きますね。