SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

WBCはアメリカが優勝 大相撲は稀勢の里が単独トップ 甲子園では同門指揮官の戦い そしてサッカー日本代表は完勝

2017年03月24日 | 複数競技 

昨日は『森友学園問題』で籠池とかいう人の証人喚問とやらで、
マスコミは大騒ぎ。
相変わらず物事の本質から外れた議論を延々と。。。。。
ため息すらも出ない気持ちです。


そんな中、
スポーツの世界では激闘が毎日のように続いています。

昨日サムライジャパンが敗れたWBCは決勝。
アメリカがプエルトリコを寄せ付けず8-0で完勝し、
初優勝を飾りました。

4回目にしてやっと・・・・
『野球の母国』のプライドを守ることができました。
これでアメリカの人たちも、
少しはWBCに関心を寄せてくれるようになるでしょう。

いろいろな意味で今大会は示唆に富んだ大会となりましたが、
感想を言うならば単純に
『面白い大会だった』
これにつきますね。

野球の真剣勝負の醍醐味、
そして野球という競技の持つ"不確実性"ゆえの面白さ、
それらがギュッと凝縮した大会だったと思います。

日本の戦いを振り返れば、
一夜明けてもまだ、
『サムライジャパンは本当に良くやった』
という思いしか沸いてきません。

本当に素晴らしい戦いぶりでした。
だけど・・・・
やっぱりあのアメリカ相手に、
『大谷がどんなピッチングを見せてくれるか』ということだけは、
『心から見たかったなあ・・・・』と今でも思っていますけどね。

次回の大会でも、
『世界一』
という果てしない夢を追うことにしましょう。

ところでふと思ったんですが、
オリンピックで初めて野球が採用(公開競技でしたが)されたのが84年のロサンゼルス・オリンピック。
その時も日本代表は、
『初代王者』に輝きました。

しかしその後は、
復活する前最後の大会となった北京大会まで、
日本は一度も王座に返り咲くことはありませんでした。

そしてWBCでも、
第1回、第2回を制したものの、
第3回と今回、
優勝には届きませんでした。

初代王者から、
ディフェンディング・チャンピオンの名を守るのは、
本当に『容易ならざること』というのを、
実感しているところです。

【野球】という、
日本に国技のように根付いたこの競技で、
次に『世界一』の称号を獲れるのは、
いつでしょうか。

それが東京オリンピックだったら、
いいのになあ。。。。

おっ
『復活第1回大会』ですから、
『初代王者』になるのが得意な日本にとっては、
大チャンスですね。(と勝手にいいジンクス、作っちゃいます)


一方大いに盛り上がっているのが大相撲春場所。

12日目を終了して、
新横綱・稀勢の里の全勝が続いています。

途中ちょっと危ないという取り組みもありましたが、
土俵際で落ち着いてさばける姿を見ると、
『やっぱり稀勢の里はひと皮むけて、大横綱への道を歩み始めたなあ』
ということを実感します。

さて、
今日から3日間は胸突き八丁。

横綱・日馬富士
横綱・鶴竜
大関・照ノ富士

という『モンゴル三銃士』との対戦が続きます。
3人とも気合いを入れてくるでしょうから、
楽しみですね。
特に照ノ富士は絶好調。

今場所の復活が本物ならば、
【稀勢・照時代】
の到来も予感させます。

千秋楽で同星、または1差での決戦になったら、
盛り上がりますね。

一方10日目まで全勝を守っていた高安は、
11・12日目に横綱との連戦で力の差を見せつけられて連敗。
ここから崩れていくのか否か。
そこが高安の今後を決めますね。
来場所の”大関獲り”にいいイメージを残すために、
残り3日間、気合入れていってほしいですね。

さあ残りは3日。
どうなるでしょうか。


そしてもう一つ盛り上がっているのがセンバツ高校野球。
いよいよ今日早実・清宮が登場するのですが、
昨日は第3試合で『ちょっといい対決』がありました。

その試合は作新学院vs帝京五

ワタシも対戦が決まった時には気づかなかったのですが、
この対決実は指揮官がいずれも筑波大出身の『同門対決』でした。

これまで筑波大出身監督同士の甲子園での対決って、
果たしてあったのでしょうか?

監督さんの出身校の”大票田”である【日体大対決】とか【法政対決】【早稲田対決】【駒沢対決】なんていうのは、
なんだか聞いたことがあるのですが、
筑波大出身というのは珍しいですね。

野球の強豪校にしてもともと教育大学である筑波ですから、
対決があっても何らおかしくはないのですが、
あまり筑波出身の監督さんというのは聞いたことがない気が。。。。。。(思い過ごしかもしれませんが)

33歳にして甲子園の名将である作新の小針監督は、
就任11年でもう9回目の甲子園。
甲子園通算勝利も17勝となって、
ゆくゆくは『甲子園最多勝監督』になるのではないかと思われるほどの『チーム作りの名人』ですね。

一方49歳の帝京五・小林監督は、
まだワタシなんかは『選抜準優勝投手』であり『ロッテの小林』という方がなんだかしっくりくる存在です。

まあ、
かつてと同じ帝京のユニを着ていますからその立ち姿に違和感は全くないのですが、
『甲子園での戦い方』ということに関しては、
16歳年下の小針監督の方が『1枚も2枚も上』でしたね。

昨日の試合、
帝京五は全くと言っていいぐらい自分の野球ができませんでした。

一方『昨夏の優勝メンバーはたった二人だけ』のはずの作新でしたが、
なんだか最初から『甲子園慣れ』したところを随所に見せて、
まさに伸び伸びと『自分の庭』のように野球を楽しんでいる感じがありましたね。
その差が出てしまったような試合となりました。

しかしながら、
両校選手の『体格』を見ていると、
さほど『ウェイト増加』に重きを置いた指導ではない作新の選手たちが、
スラっとした体格をしていたのと比較して、
『元祖食事トレ推進校』である帝京の流れを汲んだであろう帝京五の選手たちは、
誤解を恐れずに言えば『固太り的』に見えてしまいました。

両校の『指導の違い』が如実にその体形にも出ていた感じのする、
第3試合でした。

さあ、
これで2回戦は楽しみな試合が多くなりましたね。

作新学院vs秀岳館は、
昨夏の決勝で激突してもおかしくはないカードでした。

両校ともに『昨年のチームの強さ』をかなり引き継いでいる感じのチームで、
面白い戦いになると思います。

また、
健大高崎vs福井工大福井も、
かなり面白そうなカードです。

2回戦は1回戦以上に、
激戦のカードが揃いましたね。
楽しみです。


そして夜。

サッカー日本代表が、
UAEに2-0の快勝。

若い久保が先制点を決めて、
今野が2点目を決めたというのがいいね。
いい試合でした。

この試合でまた、
世代交代は加速していく感じですね。
もう『○○がいなきゃ』というチームではなくて、
コンディションのいい選手が試合に出るという、
単純にして最高のチームになってきましたね。
それだけ層が厚くなったということですね。

このままの勢いで、
突っ走ってほしいところです。

ということで、
スポーツ満開、
春爛漫の日本列島。

証人喚問なんて、
どっかに行ってまえ!

 


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