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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

えっ ロマゴン負けたの!!!!

2017年03月20日 | ボクシング

昨日のこと。

選抜やら大相撲やら、
あるいはWBC関連のニュースやらにかまけていたら、
まさに「衝撃のニュース」が飛び込んできました。


ボクシングの『パウンド・フォー・パウンド』第1位、
『全階級のボクサーの中で最も強い男』
とされた”ロマゴン”ことローマン・ゴンザレスが、
判定で敗れたのです。

衝撃という言葉だけでは言い表せないほど、
深い深いショックを受けています。

まさに”不沈艦”の彼は、
”日本の輝ける星”井上尚弥との『統一世界戦』が待望されていました。

そのこともあって、
この世界戦には井上尚弥が中継のゲストとして招かれ、
WOWOWの解説席に座っていました。

その瞬間、
あの井上尚弥も言葉を失っていたようですね。

『ボクシングは敗れるとすべてを失う』のはその通りですが、
ロマゴンが敗れたと聞いたその瞬間、
ワタシの中でキラキラと輝きまくっていた『井上尚弥vsロマゴンのビッグマッチ』は、
完全に色を失ってしまいました。

たぶん両者が、
拳を交えることはもうないでしょう。

現在は両者とも『スーパーフライ級』に籍を置きますが、
井上尚弥はその上の『バンタム級』こそが適性のボクサーということで、
スーパーフライ級に長くとどまることはないでしょう。
もともとこの階級では減量がきつくなってきているようなので。

一方のロマゴンは、
スーパーフライ級の1階級下である『フライ級』こそが適性階級。
ということで彼も、
長くスーパーフライ級にとどまるつもりはないでしょう。

まあ拳を交えても、
かつてほど『世界中の注目を集める』という対戦にはならないでしょうし、
両者ともにリスクを犯しこの『ビッグ対戦』に向かう・・・・・というモチベーションもないでしょう。
まさに実現を見なかった【幻のビッグ対決】ってことになりそうですね。


ほんと~~~~~~に、
残念でなりません。

しかしこれこそが、
『リアル』であるボクシングの世界。

決して「予定調和」ではない。
それが実感できたので、
ある意味納得はしています。

一体今後、
井上尚弥はどこに向かっていくのか。。。。。。。

それが今は、
とても気になっています。

はっきり言って、
彼にかなう、いや「勝負になる」ボクサーも、
世界広しと言えども、どこにも存在していない。。。。。。

それこそが現実です。


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