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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

LAフットボール

2017年11月08日 | NFL

海の向こう、アメリカでは、
NFLのシーズンが折り返し地点を迎えています。

この季節、
MLBではワールドシリーズ、
NBAも開幕し、
このNFLシーズンとともに、
スポーツ好きにとってはたまらない季節です。

アメリカ人の”普通にスポーツが好きなの人”は、
『この競技は見るが、この競技は見ない』
というよりも、
『どの競技にも興味がある。そして、地元のチームか出身地のチームを熱狂的に応援』
という人が大部分のような気がします。

ということで、
先週までは熱狂的にドジャースを応援していたLAっ子も、
今度はNFLに気持ちをシフトして、
応援に力が入っているころだと思いますね。

94年にラムズ、レイダースの両チームが相次いでLAを去ってからというもの、
全米2番目の大都市で『スポーツと言えばLA』という都市でありながら、
全米で一番の人気を誇るNFLのチームが街に不在という雌伏の時を過ごしてきたロサンゼルス。

『いつか戻ってくるはずだ』

という熱い地元の要望に応えて、
ラムズがセントルイスから”出戻ってきた”のが昨シーズン。

そして今年は、
サンディエゴ・チャージャーズが北上、
その拠点をLAに移し、
LAは久しぶりにNFC、AFCの両カンファレンスでチームを持つに至りました。

『熱狂的なフットボールファン』
は興奮しているだろうなあと思っていたら、
やっぱりそうでしたね。

まあ、
チャージャーズはAFC西地区のチームでレイダースのライバルでしたから、
『よっしゃ、今季からはチャージャーズのファンになるぞ~』
とはなかなか割り切れないファンもいるとは思いますが、
今の『間借りの球場』から新スタジアムに移るころには、
ファンもすっかり根付いていることでしょう。

そういうワタシ。
この両チームのファンです。

ラムズはもう35年来のファンですが、
セントルイスに行っているころは、
その応援する情熱はすっかり少なくなって、
たぶん「全盛期の30%ぐらい」の熱量しかなかったと思います。

一方のチャージャーズは、
こちらも30年ぐらいのファンなのですが、
近年はすっかり「ラムズよりもチャージャーズ」という感じで応援していました。

LAの地で【両雄並び立つ】となったのは、
ワタシにとっては何よりもうれしいことですね。


そんな『メモリアルシーズン』となった今年ですが、
両チームともに近年、
成績はパッとしないことこの上ない。

まあ、
成績が光り輝いていたら、
そもそもフランチャイズの移転なんていう話には、
ならないですからね。。。

ラムズは、
セントルイスに移った2000年に、
”シンデレラボーイ”のカート・ワーナーを出現で突如スーパーボウルを制しました。

しかしながら、
02年に『楽勝』と思われたスーパーボウルでペイトリオッツに敗れてから、
またまた低迷期が始まってしまいました。

何と短い黄金期だったろうと思いますが、
ラムズ黄金期を終わらせたペイトリオッツの若きQBと言えば、
そう、あのトム・ブレイディなんですね。

ブレイディのデビューともいえるこのシーズンから、
彼はずっとNFLに名を刻む活躍をして、
4度ものスーパーボウル制覇と3度ものMVPを獲得していますが、
ラムズはその間ずっと沈みっぱなし。

その間に、
LAファンからは忌み嫌われた”未亡人オーナー”ジョージア・フォロンティアが亡くなり、
新オーナーがまたチームのLAへの再移転を模索し始めた・・・・・という流れになっています。

昔々の話で恐縮ですが、
LAラムズの熱狂的ファンは、
中をくりぬいたスイカを頭にかぶって最前列で応援する、
『メロンヘッド』と呼ばれる人たちの姿を見かけました。

GBパッカーズ・ファンの『チーズヘッド』のようなものです。

今彼らはどうしているのでしょうか。

チームは2003年以来、
もう13年も勝ち越したシーズンがないチームです。

しか~~~~し。


今年はこれまで、
なんとなんと6勝2敗という好成績。

ハイパーオフェンスを掲げ、
攻撃で相手を圧倒しています。

1試合の平均で30ポイントを超えるという見事な攻撃力の中心は、
RBのガーリー。

シーズン1500ヤードを見据えるぐらいのハイペースで、
走りまくっています。

あとはQBのゴフが『もう少し・・・・・』成長してくれればなあ。。。。。
いずれにしても、
久しぶりに『胸躍るシーズン』になっていますね。


一方のチャージャーズ。

噂はあったものの、
まさか本当にLAに移転してくるとは、
思いもしませんでした。

サンディエゴという街に、
チャージャーズは本当に良く似合ったチームでしたし、
ファンからも熱狂的に支持されていると思っていました。

はっきり言って、
MLBのパドレスよりも、
よほど多くのファンを獲得していたチームでした。

チームは95年の初めてのスーパーボウル出場で知名度を得て、
00年代からは度々スーパーボウルが狙える好成績を上げてきました。

途中、
忘れられない”黒歴史”であるQBライアン・リーフなどがいましたが、
その後はドリュー・ブリーズ、フィリップ・リバースとリーグを代表するQBを配し、
堅実な戦いぶりで毎年優勝争いに絡む”強豪”として存在感をアピールするチームでした。
そんなチームをワタシも、
熱く応援してきていました。

しかしながら、
LA移転が取りざたされるようになったこの2,3年ほど、
以前ほどの輝きをもって勝ち続けるチームの姿はなくなり、
負けが込む姿を見せるようになってきています。

今年も、大ベテランとなったリバースは、
相変わらずパスを投げまくっています。
もう2000yを超えているので、
シーズン4000y超えを目指すぐらいの勢いです。

しかしチームは、
前半戦で『最後のキック』が入らず2つ試合を落とすという馬鹿げた戦いぶりで、
開幕4連敗を喫して現在3勝5敗となっています。

しかしようやくチーム状態も上がってきており、
これからの浮上も見込めるのでは……と思っているところです。

現在チャージャーズは、
スタブハブ・センターという球場を”間借り”していますが、
この球場は現在『NFLで最もキャパの小さい球場』となっています。

しかしながら、
そんな小さな球場でも、
現在観客を満員に出来ないチャージャーズ。

新球場が竣工するまでの間、
”新たなLAのファン”
を獲得するというミッションの真っ最中です。

『開幕4連敗』
で立ち上がりましたが、
開幕4連敗からのまくり・・・・と言えば、
チャージャーズにとっては唯一のスーパーボウル出場である『輝ける94年シーズン』と同じ出だし。
今年もその後3連勝と持ち直しつつありますので、
これはある意味『吉兆』と言えるかもしれません。

チャージャーズが勝つと、
なんだかワタシ、
毎日がウキウキしてきちゃいます。
そんなチームです。

LAチャージャーズ

う~ん、
まだ全く慣れないのですが、
変わらず応援し続けようと心に決めています。


ラムズとチャージャーズ。

この2チームがLAに帰ってきてくれたおかげで、
なんだかNFLを見るのがとても楽しい今季です。

そして、
DAZNでやっている、
『NFL レッドゾーン』という番組、
素晴らしすぎて、
倒れそうです。

何限にも中継をつないで、
くまなく各地の試合をリアルタイムで見ることができます。

現地日曜日の中継なので、
日本では月曜日の朝方から……という厳しい放送時間ですが、
眠い目をこすりながら、
そして通勤の最中に手元で・・・と、
見られる間中見ています。

7,8時間連続の放送ですので、
月曜日の朝からド~ンと疲れますが、
なんのこれしき……と、
自分を奮い立たせている毎週です。

NFLでよく言われていることに、
【フットボール・ウィドー】
なんて言葉がありますが、
やっぱり男の人は、
フットボールに熱中しちゃうんですよね、妻のことはほっておいて。

よ~くわかりますよ、その気持ち。

ということで、
なんだかとりとめがなくなってしまいましたが、
これからの季節、
ますます盛り上がってくるNFLに、
心奪われています。


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