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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ラグビー日本代表 オーストラリア代表に完敗

2017年11月07日 | ラグビー



巷の話題は、
オリンピック関連のことが多い今日この頃。

まあ、
それも競技の事ではなく、
『競技場や道路の整備は、大丈夫かいな?』
というものばかりで、
嫌になっちゃいますが。

まあ、
これから数年は、
『緑のたぬき』さんが、
一心不乱にわき目もふらず仕事に打ち込んでくれることでしょう。
だって、これしかないんだから。。。。

なんていう『都民の愚痴』は横に置いておいてっと。


そのオリンピックの前年に行われるラグビーのワールドカップ。

これだって、
世界的な大きなイベントですよ。

先週の木曜日に、
その各試合の日程と会場が、
発表になりましたね。

日本代表は、
9月20日の開幕戦を『東京スタジアム』でルーマニア(たぶん)と戦います。

ところで余談ですが、
何か新聞を見ると、
このスタジアムを『東京スタジアム』としているところが多かったですね。

その呼び名、
本当に久しぶりに聞いた気がします。

でも、
味の素が長いことネーミングライツをしており、
『味の素スタジアム』
として周知されているのはご存知の通り。

なぜ今『東京スタジアム』と呼ぶのか、
なんだか理解できません。
もしかしてラグビーW杯のオフィシャルスポンサーじゃないから?
そんなことなら、
そもそも競技場のネーミングライツって何なの???
なんて思っちゃいますけどね。

その後ほぼ一週間おきに、

9/28 vs アイルランド (静岡)
10/5 vs プレーオフ勝者(*たぶんサモア) (豊田) 
10/13 vs スコットランド (横浜)

と試合は続いていきます。

日本としての現実的な狙いはこのA組の2位通過。
そのためには3勝が必要となります。

まず開幕戦をしっかりと取って、
第2戦は厳しいとしても第3戦もキッチリと勝つ。
そして乾坤一擲の最終戦で、
スコットランドに挑む・・・・・ということです。

スコットランド戦は、
日本ラグビー界の最大のビッグマッチとなる予感がしますね。

前回のイングランドでのワールドカップで、
日本はスコットランドに痛い1敗を喫し、
それが唯一の黒星で3勝1敗の戦績を残したにもかかわらず、
予選リーグを突破できずに涙をのみました。

その因縁の相手がスコットランドです。

相手はかなり強いチームですが、
日本がホームフィールドのアドバンテージを生かし、
しかも日程にも恵まれているので、
『勝てない相手ではない』
というのが今のところのワタシの本音。


2019年10月13日に横浜で声を枯らすために、
これまでも、そしてこれからも、
日本代表を追っていきたいと思っています。


ところで、
このところフィジカルでも戦術でも、
どうも今一つ「キレがない」気がする日本代表。

この秋の強豪とのテストマッチは、
日本代表の現在の立ち位置を確認するとともに、
これからの重点強化のポイントをあぶり出すためにも、
本当に重要な戦いです。

先週『世界選抜』との試合で弱点を露呈した日本代表にとって、
この強豪、オーストラリア代表との戦いは、
実に大事なものでした。



何しろ相手は、
オールブラックスに匹敵するあの強豪「ワラビーズ」オーストラリア代表です。
レギュラー選手全員が来日することはなかったとはいえ、
サブのメンバーとて物凄い選手が揃っているこのオーストラリア。

ワタシも日本代表と試合するのを見るのは初めてで、
興奮しっぱなしの1日となりました。

日産スタジアムに集まった観客は、
日本代表史上最高の43,621人。

まあ、
キャパが大きいスタジアムなので満員とはいきませんでしたが、
それでもそれなりに代表戦としての『いい雰囲気』醸し出されて、
なかなかのものでした。

ワールドカップの時も、
こうあってほしいものですね。


試合結果は、
以下の通りです。

≪リポビタンDチャレンジカップ≫ ~横浜・日産スタジアム~


日本代表 ● 30(3-35,27-28)63 ○ オーストラリア代表


今更ながらですが、
『日本代表と列強勢の実力差は、大きいなあ』
というのが偽らざる感想ですね。

まあ、
とにかくキックオフ直後から、
圧倒されまくりました。

日本はボールを何とか保持して早い攻撃にもっていきたいというところでしたが、
ミスがミスを呼ぶ展開で、
それを突かれて一気に攻め込まれて、
失点を重ねていきました。

後半は一見スコアだけ見ると互角のようで、
翌日のスポーツ紙などもそのような『楽観的な』論評で語られていましたが、
勝負が決した後いくら反撃してみたところで、
それを【焼け石に水という】なんてことわざを思い出したぐらいの感想しかありませんでしたけどね。
辛口ですが。

野球でいうなら、
10点以上差をつけられた終盤に、
代わった相手投手からソロホームランが3発出ました・・・・・
なんていう感じの試合でした。

それを野球ファンは、
『よくやった』
とは絶対に言わない。

そんな感想の試合でした。


わずか2年前のワールドカップでのあの日本代表の雄姿。
南アやそのほかのチームの突進を、
まさに体を張って止め続け、
しかもどの選手も相手より早く立ち上がり、走り。。。

『日本ラグビー、こんなにまですごいチームになったんだ!』
そんな日本代表の究極の形を見せてくれた【エディージャパン】のチームからすると、
やっぱり物足りなさは残る内容でした。

あのエディーさんの時代に、
『日本もタックルやスクラムなんかでも、決して負けていないんだ』
と感じさせてくれた時から、
なんだか時代が逆戻りしてしまったかんじですかね。

90年代から代表にずっと長く感じていた
『日本代表のスクラムやタックルは世界には通用しないから………』
なんていう感想が、
またぞろワタシの頭の中にむくむくと湧き出してきたり。。。。


まあ、
誰かが言っていたんですが、
『ファンはかなり辛抱強く、待たなければいけない』
という言葉を、かみしめているところです。

なんだかとても、
日本代表がジョセフ監督になって、
迷いの淵にいるような気がしてなりません。

この雰囲気、
エディーさんの前の代表チーム【カーワンジャパン】に、
なんとなく似ているような。。。。。。

おっと、
その時の記憶は、打ち消さなきゃ!!!

いずれにしても、
まだまだワールドカップ本番までは2年あります。

これからしっかりと代表の強化に努め、
何とかしてこの日本で開催されるワールドカップで、
またあの雄姿を見せてほしいものだと思います。


まあ、
怖いのは世間の人たちがまだ、
『日本代表は南アフリカよりも強い』
ぐらいの錯覚に陥っていることと、
いまだに「五郎丸、五郎丸」など一部の選手たちを『あの時の感覚』で追い続けていることなんじゃないでしょうか?

時代はもうすっかり変わってしまい、
進んでいっているんですよ。
日本代表とて、あの時の姿のまま、
存在しているわけではないんです。


土曜日のオーストラリア戦でも、
日本が通用した部分はたくさんあったので、
そのあたりを突き詰めて、
『2019年仕様』のいい形になるように持っていってほしいと思っています。


目標はあくまでもワールドカップ日本大会での、
予選リーグ突破による8強入り。

ワタシはそれを見届けるため、
横浜に通う算段をしているところです。

まずはチケットゲットだな。。。。


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