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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

リーグワン・プレーオフ準決勝  大激闘の末、クボタが初の決勝へ! パナと激突

2023年05月15日 | ラグビー

≪リーグワン・プレーオフ≫  ~秩父宮~
【準決勝】

埼玉ワイルドナイツ ○ 51(15-17,36-3)20 ● 横浜イーグルス

東京ベイ・スピアーズ ○ 24(7-10,17-8)18 ● 東京サンゴリアス



秩父宮で、
土日に行われたリーグワンの準決勝。

いずれの試合も、
前半ビハインドで折り返したレギュラーシーズン上位のチームが逆転。
決勝は予想通り、
1位と2位の対決となりました。

土曜日の埼玉は、
前半リードを取られたものの余裕がある戦いぶりで、
後半は一方的な試合となり51-20と快勝。
リーグワン2連覇に向けて、
全くスキは見当たりません。

後半は全く一方的な展開で、
フィジカルで上回る埼玉の独壇場でした。
特にコロインベテの走り、
えぐかったなあ。。。。

しかし横浜は前半よくやりましたね。
松田にDGを決められた後、
田村がDGを決め返したのには痺れました。

『4強』に入ったのは初めての横浜。
来季以降、初めてのチャンピオンに向けて、
確かな一歩を記したのではないでしょうか。


そして日曜日のクボタvsサントリー。

これはもう、
東京ベイvs東京SGなんて言っていると全く感じが出ないので、
クボタとサントリーの激突という、従来の言い方で呼びます。

実力的には全く互角ではあるものの、
今季はクボタの2連勝で激突した3度目の対決。

キックオフの笛が鳴ってわずか5分。
サントリーのキーになる選手の一人であるツイが、
ハイタックルでなんとレッドカード。

キックオフ直後にサントリーは、
残りの時間を14人で戦わざる得なくなりました。

しかし前半、
それを全く感じさせない見事なディフェンスでクボタのハイパーオフェンスを封じ込め、
前半を10-7と3点リードで折り返します。

後半はお互い1本ずつのPGを決めて変わらず3点差のまま15分へ。
ここからクボタがFWの優位さを生かしてグイグイ攻め始め、
16分にトライを奪って逆転。

その後サントリーに逆転トライが生まれたと思ったら、
その前のプレーで流れが痛恨のノックオンを犯しており取り消しに。

クボタ4点リードの37分、
クボタは見事な攻撃からフォーリーが飛び込んでトライ。
ゴールも決まって24-13と11点リード。

2トライ差、残り2分。。。。

さすがに「これで決まり」の空気が流れましたが、
サントリーは誰もあきらめてはいませんでした。

キックオフのボールを奪取して、
見事につなぎ1トライを返して24-18と6点差。
1トライ、1ゴール差縮めると、
「残り1プレー」
がサントリーに残されました。

クボタのキックオフを獲ったサントリー、
猛然と相手ゴールに迫ります。

抜けた~~~~~~~


サントリーのトライで1点差!!!!

と思った瞬間、
TMOの確認が入ります。

そして・・・・

流のパスが痛恨のスローフォワードと判定されて、
歓喜は一瞬にして悲鳴に。

ここでゲームは終わっていたはずが、
このプレーの前にクボタのオフサイドがあったと判定され、
PKでプレー再開。

そしてその「正真正銘、最後のプレー」で、
サントリーはラインアウトから、
全員が絡んでモールを作り、
クボタのゴールラインに向かって魂の押し!!!

押せ~押せ~~~

大歓声とともに全員がゴールになだれ込んで、
今度こそ「トライ~~~」。

しかし。。

今度もまたレフェリーはTMO。

そして・・・・

ワタシは何度見ても「トライでしかありえない」と思っていたのですが、
「明確にボールがグラウンディングされているのが見えない」
ということでトライには認定されず。


というところで、
無念のタイムアップ。

サントリーは、
ほとんど手にしていたであろう決勝への切符を、
3度までもTMOに取り消され、
無念の準決勝敗退となってしまいました。


しかし。。。


ここまですごい最後は、
なかなか見たことありません。
ものすごい試合でした。

それに、
レベルが高い。

日本のラグビーもここまで来たか、
と思わせてくれる、
ものすごい準決勝でした。

これで決勝は、
レギュラーシーズン1位の埼玉・パナソニックワイルドナイツと、
2位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイの対決となりました。

頂上決戦にふさわしい、
凄い戦いになること請け合い。

決勝は国立競技場で行われます。


果たして、
パナの連覇が成るのか、
それとも新時代の到来をクボタが高らかに宣言するのか?

ラグビー・ワールドカップの前哨戦ともなるこの頂上決戦、
見逃せません。



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