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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

サッカーアジア杯  日本代表 激闘を制す! 逆境でこそ輝く男・香川

2011年01月22日 | サッカー
完全アウェーの中の激闘。
サッカーではよくあることですが、
昨日は本当に厳しかった。

日本代表、
過去の戦いぶりを思い出すと、
さほど"完全アウェー"だから力を発揮できない、ということはないのではと思っていましたが、
昨日の戦いには肝を冷やしました。

まずは前半。
開始直後からエンジン全開でプレスをかけてくるカタールに対し、
やや引き気味での立ち上がりを余儀なくされました。

「あれれれれ」
という驚きがまず最初の感想。
そして次に、
「カタール、かなり強いぞ!」
という警戒が2番目。

なんだかかなりの緊張感を持った立ち上がりとなりました。
その時点から試合終了まで、
結局は緊張しっぱなしの観戦となりました。

個人的には開始早々から吉田のところのマッチアップがかなり不安だったのですが、
カタールはそこをこれでもかと突いて来るような戦いぶりを徹底していたように感じます。
さすがはメツ監督と言ったところでしょうかね。

さすがに2回目のイエローには閉口しましたが、
結局は『翻弄され続けていた』吉田の焦りがプレーに出てしまったみたいに感じましたね。

しかし10人になって追い詰められてから、
とたんにバランスの良さが出てきたんですから、
試合というのは分からないものですね。

2-1とリードされたところで、
ワタシの頭の中には最初の失点のシーンが浮かんできて、
『あんな感じでカウンター食らって3失点目もありうるなあ』
なんてことに支配されてしまいました。
(超ネガティブ思考でしたね。反省しています)

だが、
代表の選手達は、
本当に落ち着いてプレーしていましたね。
やはりW杯で決勝トーナメントに出場したという自信のなせる業なんでしょうか。
想像を遥かに超える、
すばらしいチームに成長していっているようです。

日本のサッカーのレベルが本当に上がったなと、
実感できるような試合になりました。


献身的な本田、長谷部、長友、遠藤らの活躍は言うに及びませんが、
ようやく香川がその輝きを見せてくれましたね。
見事でした。

動きの質がやはり他のどの選手とも違います。
【待望久しい日本に現れた点取り屋】
ですね。
ワクワクするような選手ですね。

同点に追いついた2点目も、
今までの日本のFWでは、
決めきれなかったのではと思ってしまいます。

3点目の演出も見事。

すばらしいパスサッカーを見せてボールをゴール前に運んでも、
最後のシーンでミス・・・・・・・
というのをずっと長きにわたって見せられてきた者としては、
【ゴール前での決定力】
は本当に待望久しかった。
素直にそう思わせてくれる選手ですね。

昨日のような厳しい試合展開で輝きを見せたことに、
本当に意味があることだと思います。

【日本のメッシ】
になってくれること、
期待しています。
いやいや、
そんな他国の選手の形容など取らなくとも、
【世界のカガワ】
と呼ばれる日も近いかもしれませんね。

遠くドーハの空の向こうに、
キラキラに光る輝きを感じた日でした。

日本代表にとって、
後に振り返ってみたとき、
エポックメーキングな出来事を語る日になったかもしれません。

もうかの地は、
【ドーハの悲劇】
で語られる場所ではなく、
【日本代表が世界標準になった地】
で思い出されていくことでしょう。

あ~気持ちよく眠れたぜ!

準決勝も頼むぜ、日本代表!!

アジアカップ。
はっきりとその輪郭が見えてきました!

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