さあ、大学野球選手権が始まりました。
近年の傾向として、
各地域の力の差がほとんどなくなってきたということが言われていますが、
本当にこの大会でその傾向が立証されています。
昨日の結果 ⇒
https://www.jubf.net/system/prog/schedule.php?m=pc&s=2019&k=all
まさに激戦続き。
初戦から目の話せない展開の試合ばかりで、
瞬きする暇もありません。
昨日は神宮、東京ドームで8試合が行われましたが、
なんとそのうち6試合が一点差ゲーム。
熱戦に次ぐ熱戦で、
観戦したファンのボルテージも上がったのではないですかね。
桐蔭横浜大と中京学院大という「新興強豪校」の対決は終盤に大きく試合が動きました。
8回に中京学院大が4点を取って逆転すると、
粘る桐蔭横浜大が9回に3点を取り返して逆転サヨナラ勝ち。
両校の気迫がぶつかり合うルーズベルトゲームとなりました。
東農大北海道と近大工学部の対決も、
全国のファンには馴染みの薄いリーグ通しの戦いとなりましたが、
試合内容は熱く熱く燃えていましたね。
ビハインドの近大工学部が9回に意地を見せて追いついて延長へ。
追いつかれた東農大北海道は10回に2点を勝ち越しましたが、
その裏近大工学部がまたもや1点を返す・・・
最後までわからない、
野球の一番面白い所が凝縮された試合でした。
初出場の高知工科大も頑張りました。
先制すると終盤まで競り合いを展開。
四国リーグはなかなか全国の舞台で勝利をあげるのが難しいのですが、
頑張って延長に持ち込む大善戦。
最後はサヨナラで屈しましたが、
強豪に堂々と最後まで挑んでいきましたね。
ああ、あの同点2ランさえなければなぁ。
また初戦の注目の強豪対決、
東海大と立命大の試合も接戦でした。
中盤まではノースコアゲームでしたが、
6回に東海大が2点を先取。
一方7回、それまで沈黙していた立命大が反撃を開始し3点をあげ逆転。
しかしそのまま終われない東海大は、
四年生になった東海大相模の夏の全国制覇メンバーが意地を見せて再逆転。
まさに強豪対決と言える対決を制して全国制覇へスタートを切りました。
第4試合は2つの球場共に1-0というシビれる投手戦。連覇を狙う東北福祉大が、
本当に厳しいゲームをものにしました。
東北福祉大はわずか2安打に抑えられましたが、
楠本の一本のホームランが試合を決めました。
そういえば楠本、
DeNAにいるにいちゃんも、
日曜日にハマスタでプロ初ホームランが代打逆転満塁ホームランになって、
脚光を浴びていましたっけ。
揃っての大活躍、
楠本家にとってなんと素晴らしい週になったことでしょうか。
ということで、
大学野球、
熱いですねー。
今日は明治、東洋の両巨頭が登場。
これからは連戦になりますから、
各校の本物の力が問われてきます。
今日以降もなんとか天気は持ってくれそうな感じで、
しかも結構涼しい気候になりそう。
少しは選手にとっても、
恵まれたコンディションになりそうな気もします。
頑張れ!
大学野球のスーパープレーヤーたち。