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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

”モンスターレフト”西岡利晃が引退

2012年11月14日 | ボクシング

10月にLAで、
【最強】ノニト・ドネアと統一戦を行い敗れた西岡利晃が、
引退を表明しました。

18年の長きにわたるボクシング人生。

当時最強と言われたウィラポン(タイ)に4度挑むも跳ね返され、
おまけにアキレスけん断裂というアスリートにとって致命的になるようなケガを負いながら再起。

5度目の世界挑戦で、
ナパーポンを破り念願の王座奪取。

”西岡”の名を世界に知らしめた、
メキシコでのジョニー・ゴンザレスを一撃で葬り去った痛快なKO劇。

更に初のラスベガスでの防衛戦。

そして今年のドネアとの【頂上決戦】。


ワタシは注目して西岡を見たのはウィラポンとの2戦目ぐらいからでしたが、
何度も跳ね返されながらも果敢に挑んでいく西岡の姿が好きでした。

若いころの西岡は大層な『ビッグマウス』でファンから反感を買うことも多かったようでしたが、
『年輪を重ねる』というのでしょうか、
それとも『地位が人を作る』というのでしょうか。

チャンピオンになり防衛ロードを歩む西岡は、
上へ上へと向かう気概を見せながらも、
謙虚なコメントが多くなり、
その成長を見せてくれました。

ワタシは彼の、
『強いものに向かう』あくなき執念のようなものに、
ずっと拍手を送っていました。

西岡・長谷川の両選手には、
特別な思い入れがありますね。

昨年の4月、
両国で行われたタイトルマッチ。

両雄並び立つ試合を忘れることはできません。


残念だなあと思ったのは、
アメリカで敗れそのまま引退してしまったこと。
もう一度、
あの勇姿を目に焼き付けておきたかったと思っています。

それにしてもお疲れ様でした、西岡選手。
輝かしい実績は、
いつまでも決して消えはしません。

『王者乱立』の時代にあって、
真の王者の匂いを感じさせてくれた西岡選手、
忘れることはできませんね。

引退会見では、
これからやりたいことを尋ねられると、
”眼の中に入れても痛くない”娘の小姫ちゃんを抱き上げ、
『これからは”お父ちゃん”をやりたい』
と言った西岡選手。

ステキな”お父ちゃん”ですね。

これからはジムの経営をやっていくということ。
素晴らしい選手を育て上げてください、期待しています。

それからもうひとつお願い。

引退してジムの会長になっても、
今のカッコいい体型を維持してね。

セレスさんとか飯田さんのように、
世界戦の解説などで、
変わらぬ姿を見せてください。

間違っても要職を務める〇橋会長のようには、
なって欲しくねえなあ・・・・。

すべてのボクサーのファンとして、
お願いしま~す。


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