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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

西武 つないで、つないで大逆転! 今季の快進撃へ、吉兆となる試合。

2018年04月19日 | プロ野球

5回戦 ~西武ドーム~

日ハム 000 010 430 - 8
西武  000 000 072× - 9


まあ、なんというかすごい試合でした。

8回表を終わって0-8のビハインド。
そこまでわずか3安打で、チャンスすら作れていなかった西武。

日曜日、そして東京ドーム開催となった前日の試合に大敗続きで連敗。
誰もが頭の中に「惨敗で3連敗」というのがよぎったと思います。

しかし、
そこからの反発力は「今季の西武」の戦いぶりを象徴した、
粘って粘って、つないでつないでという「辻野球」そのものでした。

まず8回。
金子、秋山の連打などで1死1・3塁というこの試合初めてのチャンス。

そこで登場の日ハムのリリーフ田中が大乱調。
ストライクが入らない状態になって、
浅村、山川、森が3連続四球でまず2点。

変わったトンキンから、
当たっている外崎のタイムリーで2点、さらにチームリーダーの栗山も2点打で続いてあっという間に6点を上げました。
その後金子の2ゴロで1点差に追いつくと、
もう流れは完全に西武へ。

9回日ハムは抑えの石川を投入しますが、
西武は源田、浅村がきっちりと打ち返して1・3塁のチャンス。
山川がしっかりと選んで満塁にすると、
最後は森が右中間へ2塁打を放ち、
この大逆転劇は完結しました。

いやあ。。。。

感動しました。

何しろ「重量打線」と言われても勝手に長打を狙うバッティングばかり繰り返していた近年のライオンズ打線。
その打線が、
ホームランはなくともつないでつないで、
まさに「一本の線」となって大量点差を逆転しました。

「辻イズム」
と口では簡単に言いますが、
なかなかそんな「イズム」が浸透するのは難しいこと。

どこかで馬脚を現してしまうものなんですが、
どうやら「ホンモノ」と見ていいかもしれません。

この勝利、
今季を振り返った時に「あの1勝が本当に大きかった」というきっかけになった1勝として語られる試合になるかもしれません。
もちろん、
日本一を獲って振り返った時に・・・・・ですけどね。

チームは投手陣の崩壊などやや不安を残してはいるものの、
「勝ちに向かう姿勢」が染みついている限り、
そう簡単には失速しない予感もしますね。

いい勝ち方でした。

前日東京ドームで、
なんとも言えないため息交じりの試合を観戦したばかりだったので、
余計に昨日の勝ちは光輝いて見えますね。

森をはじめ山川、源田、外崎ら若手の顔に、
なんだか自信のようなものが宿ってきている感じもします。

あとは菊池がしっかり投げて連勝を取っていくこと。
また乗っていける材料が増えて、
『10年ぶりの悲願』に向けて、
いいスタートダッシュと言える今季の流れです。

 


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