プロ野球は、
交流戦が終わった後、
間延びするぐらい長いお休みを経て、
ペナントレースが再開しました。
セリーグではヤクルト、
パリーグではソフトバンクが交流戦で大ブレークし、
各々首位に近づいてきました。
これまで数年間の交流戦後を振り返ると、
必ずしも交流戦で好調だったチームが、
そのまま突っ走るとは限りません。
というよりも、
交流戦好調のチームは、
一時期その勢いを落とす、
という事もありえます。
それだけに、
第二の開幕ともいえるこの時期は、
大変大事に成ってくる、
という事もいえるでしょう。
さて、
再開した週末を覗くと、
激しいつばぜり合いになってきそうな
巨人とヤクルトは、
両チームのいいところが出て1勝1敗。
特にヤクルトは、
チーム力が整備されてきた印象がありますね。
巨人も、
大型の連敗をするような戦力ではありません。
夏場を迎えて、
両チームがリーグを引っ張っていくのは明白でしょう。
中日、広島が追いますが、
広島は戦力の層の薄さが出てきそうな気配です。
特に先発投手陣の出来は、
今後に不安を残します。
パリーグでは、
ソフトバンクの力は本物と見てよいでしょう。
日本ハムと首位バトルが繰り広げられる気配濃厚です。
日本ハムは、
本当に力がついたという印象です。
一人ひとりよりも、
全員の力を結集したチーム力は、
見事です。
落ちそうで落ちない楽天。
どこまで粘っていけるのでしょうか。
再合流した福盛あたりが、
カギを握っていると思われます。
3弱になりそうな気配の
西武・オリックス・ロッテの意地が炸裂するか。
そのあたりにも注目しましょう。