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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

10.8決戦!  西武が圧勝 2位でCSへ

2013年10月09日 | プロ野球



昨日は10月8日。

10.8と言えば、
プロ野球ファンならば誰でも思い出す日付け。

そう、1994年に、
巨人と中日の間で行われた、
『史上最大の決戦』
の日です。

そんなメモリアルな日に、
今年のパ・リーグでも、
『決戦』
といえる試合がありました。

とは言っても優勝を決めるものではなく、
2位を決めるもの。

CS出場を決めている埼玉西武と千葉ロッテが、
CSの開催権を求め、
雌雄を決する戦いを行いました。

4月はロケットスタートしたにもかかわらず、
5月から失速し始め、
その後9月中旬まで、
何しろふがいない戦いぶりをつづけた埼玉西武。

1年間ずっと戦力が整わず、
フラストレーションがたまりっぱなしの1年でしたが、
最後の最後に来て、
長期休養中だった主砲・中村とチームリーダー・片岡が復帰。

その時は既に『もう1試合も落とせない』という状況だったのですが、
その事が逆にナインの心に火をつけたのか、
9月26日を境にチームはガラッと変貌を遂げ、
7試合を何と全勝で通り抜け、
昨日久しぶりの2位に躍り出ました。


対する千葉ロッテ。

今年は新戦力の台頭も多く、
伊東新監督の元、結束したチーム力で浮上。

シーズン前は最下位予想まで出たものですが、
シーズンに入ってからはずっと上位での戦いをつづけました。

しかし西武とは逆に、
9月の下旬ぐらいから故障者が続出し始め、
最後のスパートがかけられず、
昨日西武についに並ばれ、
厘差で2位を明け渡すという状況になって迎えた昨日でした。

『今日の試合で勝った方が2位』

要するに、

『勝てばCSを本拠地で戦える』

というもの。

いやがうえにも盛り上がる状況となりました。
特に営業部門の球団関係者、
祈るような気持ちだったと思います。


さて、
ファンのボルテージも上がりっぱなし。

この試合、
8月の雨天中止を受けての”追加日程”の試合として組まれていましたので、
当初はチケットの売れ行きははかばかしくなかったようですね。

しかしこの『決戦』が決まって売り上げ急上昇!!

なんとチケットは売り切れという、
『満員札止め』
状態となりました。

ワタシも何とか都合をつけて球場に駆け付けましたが、
持っていた【ファンクラブ感謝 指定席引き換えチケット】は使えず。
自由席での観戦となりました。
(自由席での”席確保”も、かなり試合前から駆けつけていないとだめだったみたいですね。ワタシは同行者が、何とか席を確保していてくれました。)


さて、試合です。

初回から勢いのある西武の一方的な試合。



今シーズン、
【骨太!】
というスローガンを掲げながら、
『細!!!ほそっ!!!』
という戦いぶりを続けてきたL軍団ですが、
この最後の3週間の戦いぶりは、
骨太な戦いぶりでした。

『試合のツボを押さえた戦いぶり』
目立ちましたが、
この日はこれまでの接戦続きのうっ憤を晴らすかのごとく、
打つわ打つわの【祝CS!祝砲祭り!】といった様相でした。

浅村が初回に先制2ラン。
ヘルマンの2点タイムリーに、
その後は”片栗浅”の連続タイムリー。

秋山も続いて、
とどめはヘルマンの”まさかの”ホームラン。

気持ちよく10点を取って、
ロッテの追撃を振り切りました。

そして勝ち投手は、
プロ初勝利の『未来の守護神』高橋投手。
おめでとう!
あなたのピッチングも、
チームの8連勝を支えました。



試合後は恒例の【最終戦セレモニー】で、
渡辺監督と栗山選手がCSへの決意を述べ、
球場のボルテージは上がりっぱなし。




最後は今日で引退する石井一久の引退セレモニーが行われました。

湿っぽいところがなく、
石井一久らしい笑いに包まれた”最後の勇姿”でした。

最後のあいさつ、花束贈呈の後、
セグウェイでの場内一周は、
球場が温かい笑いに包まれ、
素晴らしいものになりました。

 





さて、
今週末からは、
CSファーストステージが始まります。

ところは西武ドーム。
相手は今日と同じ千葉ロッテ。

どんな戦いになるのでしょうか。

今勢いがあるからと言っても、
絶対に一分の油断もあってはいけません。
油断したら、した方が必ず敗れるのが野球というもの。

勢いなんて、
もし初戦に敗れるようなことがあれば、
どっかに飛んで行ってしまいますよ。

【骨太!】
の本領を発揮するのは、
ここから。

週末の戦いに、
全身全霊をかけることですね。


仙台ではマーくんが24連勝でシーズンを締めくくりました。

この『難攻不落』の名投手への挑戦権を獲るのはどちらか。


週末、
狭山丘陵の緑が、
熱く燃え上がるような戦いになることを期待しています。



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