SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

メダル獲得数へのこだわり

2012年07月10日 | オリンピック

オリンピックの開幕まであと3週間を切りました。

世間では、
まだオリンピックが盛り上がっているという感じではありませんが、
これからだんだんと『オリンピック関連』の記事やTVが増えてきて、
人々の興味もMAXに向かうことになります。

さて、
オリンピックの前には、
必ず『金メダル予想』や『メダル獲得予想』がかしましく報道されることになりますね。

自らを振り返っても、
やっぱり日本選手が数多くのメダルを獲得することで、
幸せを感じてしまうのは確かです。

競技開催中は、
連日紙面に『メダル獲得国別ランキング』がのることからもわかるように、
オリンピックというのはかくも人々のナショナリズムを刺激する大会なんでしょうね。

別にメダルを多くとったからと言ってその国の国力が優れているということにはならないと思うのですが、
やっぱり争ってしまいますよね。
特に昔から共産圏の国々は、
本当に『メダルの数が国の力』とばかり、
国威発揚の道具として使っていました。

現在ではアスリートのプロ化が進んで、
必ずしもその側面が強く出ているわけではありませんが、
やっぱりまでまだ『メダル何個取れるかなあ』という国民の気持ちは、
生きていますよね。

これを見ていると、
人間のサガって・・・・・
ということを考えさせられちゃいますね。

それと同様なこと、
甲子園を見ていても同じですね。

『都道府県別勝敗ランキング』

よく発表されるこのランキング、
あんまり意味のないような気もしますが、
やっぱり自分の出身県の代表が活躍すると『やったあ』と思い、
ランキングが上がると『やったあ』と思いますよね。

人間って、
やっぱり常に競っていくことでモチベーションが上がるということの証左ですね。

だって、
高校野球の勝利ランキングも、
オリンピックのメダル獲得ランキングも、
日常に戻れば人々の暮らしにはな~んの関係もありませんもんね。

それでも、
『一つでも多く・・・・・』
と思ってしまうところに、
スポーツを見る本質が隠されているのかもしれませんね。


競うことが好き


要するに、
一緒になって戦っているんですなあ。

そう思って見ると、
暑い夏が一層暑くなって・・・・
ではなく、
熱くなれそうですね。



ところで余談ですが、
ワタシがオリンピック全種目のレビューを最初に目にしたのは、
1984年のロサンゼルス・オリンピック。(その前は76年モントリオールまでさかのぼるので、レビュー記事の記憶は鮮明ではありません)
Number誌のその特別号では、
各種目の予想が事細かに書いてありました。

ワタシも若かったせいもあり、
その予想、
ポジティブな部分だけ抜き取って頭の中に残っていたみたいで、
『金メダル、20個以上確実なんだ~』
と、
あり得もしない”バラ色の結果”を思い描いていましたっけね。

その後も、
常に【予想記事】には裏切られ続けていて、
ようやくここ10年ぐらいで、
『そんなにうまくいくわきゃ~ね~だろ!』
という境地(?)にたどり着くことが出来ました。

予想記事の6掛け
それが日本の本当の実力だというのが、
今のワタシの”見立て”です。


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