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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲九州場所5日目 大関の資格なし

2023年11月17日 | 相撲

大相撲九州場所は5日目。

全勝は一山本、熱海富士、琴ノ若と大関・豊昇龍になりました。
今場所は好調な力士が多く、
土俵は盛り上がっています。


しかしながら。。。。


大関・豊昇龍の一番は、
まったくあきれてモノが言えないような相撲でした。

時間いっぱいになっての仕切り。

豊昇龍はいつでもそうですが、
全く相手に合わせることをせず、
自分本位の極みのような立ち合いをいつも見せますが、
この日の一番はまさにそれが極まったようなものでした。

なにしろ、
相手は手をついて立とうとしているのに、
何を思ったのか、危機を感じたのか否か、
豊昇龍は全く仕切り線に手を突こうとしません。

ただ相手を睨み返しているだけ。

そこで行事の伊之助も、
「手をついて・・・・」
と即せばいいのにそれもなし。

結局1分近くもそのままの時間が過ぎて、
豪ノ山が待ったをかけました。

しかしその後も手を突くそぶりはなし。
全く、相撲を取ろうと思っているのか否かさえもわからないまま時間が過ぎる前代未聞の行状。
下位力士がしっかりと手をついているっていうのに、
大関が手を突かないなんて、ありえないですよ。

最後は立って相撲を取りましたが、
最後豊昇龍は、豪ノ山を土俵の外に投げ飛ばすように勝負を決めた後、
土俵上から何を思ったのか豪ノ山を睨む睨む。

ワタシなんかその時、
「おいおい、テメ~が睨むってどういう了見だ!!!!オメ~が立たなかっただけだろうが。。。。」
と叫んでしまいました。

その行儀の悪さ、
そして「勝てば何やってもいい」というような振る舞い。
はっきり言ってあの朝青龍そっくりですね。

朝青龍はワタシの最も嫌いな力士。
力士と呼ぶのも嫌なぐらい。(いやっ、ほぼ認めていません。)
その勝手なふるまい、粗暴さ、勝てば何をやってもいいというような態度は、
多くの好角家の眉を顰めさせました。

しかし完全に角界を追放された後、
またぞろ豊昇龍が上位に駆け上がってくるのと時を同じくして、
叔父としてだかなんだか、
SNSなどに頻繁に登場してきて、
相撲のことをあーだこーだと言っているのを見ると、
ホント気持ちがモヤモヤします。
「黙ってろよ!」
って感じです。

豊昇龍はあの立会いとか、
気合といえば言葉はいいけど、粗暴なふるまいとか、
見ているだけで「ミニ朝青龍か」と思うところもありましたが、
それでもまあ、これまではゆるく見守っていました。

が、
もう昨日の相撲を見て、
ワタシも完全に切れちゃいました。

はっきり言って、
大関の資格ないよ。
ホント見るのも嫌だね。

ワタシはモンゴル人力士、
決して嫌いではありません。
むしろ好きな力士の方がずっと多いです。
今だって横綱・照ノ富士はケガをしてから苦労して番付を上がり、
人格もしっかりとブラッシュアップされてきましたし、
その姿は素晴らしいと思います。
大関・霧島も正攻法のいい力士です。

そして旭天鵬とか玉鷲とかは、
本当に大ファンです。

しかし「勝てば何をやってもいい」というようなものが透けて見える力士は、
なんだか認めたくはありませんね。
古くは旭鷲山、そして朝青龍はその典型。
(白鵬の晩年も、立ち合いなどはやりたい放題だったけどね。)

大相撲はやはり、
スポーツではあってもそれのみではないとワタシは考えているので、
プロレスまがいのふるまいをする力士はなかなか許容できませんね。
それと姑息さが垣間見える力士のふるまい。。。

昨日は珍しく、
NHK解説として、向こう正面に豊昇龍の師匠の立浪親方が来ていましたが、
たぶん朝青龍の”師匠”だった朝潮といっしょで、
自分を番付で越していった力士には、
師匠として何も言えないんだろうなあ。。。。。

これから横綱を目指すという事なんだろうけど、
ワタシはこの力士について、
どんどん朝青龍化が進むのか、
それとも照ノ富士のように人格も備わっていくのか。
注目して見ていこうと思います。

今現在の豊昇龍については、
ただ強いだけでおよそ大関・横綱の器もない力士だと思っています。
『見るのも嫌』です。

全く持って、
憤慨を通り越して、
なんだか怒ってしまった昨日のワタシです。



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