カレー

はじめて本格的な異国のカレーを食べたのは、確か中学生の頃だったかもしれない。

スパイスがきいていて辛くてけれど複雑な味がする
そのカレーに魅せられて、家ではカレールーを使った
いわゆる家庭の味のするカレーを作らなくなっていった。

もっぱら食べるのはスパイスのきいたこんな↓カレーばかりだった。

夕焼け見ました？

今日は朝から、うろこ雲がきれいで自転車をこぎながら何度も眺めた。
でも台風が近づいているとかいないとか・・・
これからお天気が悪くなっていくのだろうと、ちょっと暗い気持ちで帰宅。

ところが夕方にすごくドラマチックな夕焼けが！！
なんかこういうのって風と共に去りぬとかの場面に出てきそうな
そんな空ではないのかしら、なんてことを思いながら赤が消えていくのを眺めていた。

安堵

先週の火曜日から微熱が出はじめて、ずーっと熱が続いていたコドモ。
やっと一週間ぶりに熱がさがり、今日から保育園へ。

熱がでると、毎回39度以上の高熱になる。
真っ赤な顔でハァハァと息も苦しそうなのに、絶対に寝ない。お昼寝すらしない。
夜中も熱でうなされて泣いたり叫んだり・・・全然寝ない。

そんな状態が続き、小心者の私は心配でこちらのほうが倒れそうになる。
毎度のことながら、いつまでたっても慣れることはない、ダメな母です。

しかしとにもかくにも治ってヨカッタ！
いつになったら強くたくましい母になれるのか、いささか不安になりますが、
なにはともあれ今日ワタクシは、安堵のお酒を飲んで少しいい気分。

お惣菜

きっと子供はクリームシチューやハンバーグ、グラタンのような
洋風のおかずを作れば喜ぶのだろうが、我が家では、おばあちゃんが作るような
地味なお惣菜風のおかずを作ることが多い。

ひじきとにんじん、青菜のはいった白和え

上はじゃがいもの煮っ転がし。
下は少し変化をつけてひき肉と玉ねぎと生姜を入れての煮物



上はごぼうとじゃこの煮たもの。これはごはんにのせて食べても美味しい。
下はごぼうと人参とさつま揚げを煮たもの。子供も大好き。



金時草のお浸し。出汁をとって、お酒やお醤油などなどと合わせた汁に30分ほど
漬けて味をなじませると、ただお醤油をかけたものとはちょっと違った味になる。

最近思うのはシンプルな料理ほど難しいということ。

この頃はやりのラーメンのように、味をあれこれ足していくような過剰な食べものには
あまり興味がなくなってきた。
強い味にはなんとなく誤魔化しがあるように感じられて。
シンプルで美味しい・・・そういうものの深い味わいがわかるような味覚が欲しい。
年をとったってことですかねぇ。

記事のタイトルを入力してください（必須）

根無し草の私にしては、この場所に長く住みすぎてしまった。
今の家に住んで、かれこれ6年以上・・・
生まれてから今まで、11回の引越しを繰り返してきた私としては、
ひとところに6年もの長い間住んだのははじめての経験だった。

そろそろ新しい場所へ移らなければ・・・
そんな脅迫観念に駆られ、1年前から家探しを続けてきた。

ところがである。
いいなぁと思う物件があるのに、なかなか気持ちが吹っ切れない。
そこにあるマイナスポイントを指折り数え、それを言い訳にしてぐずぐずと考え込んでしまう。
自分だけなら喜んですぐにでも引っ越すはずなのに、
子供のことを考えると、色々な不安が波のように押し寄せてくる。
これが守りにはいるってことか。
新しい冒険より今の安定。
見慣れた景色に飽き飽きしていたはずなのに、そこにほのかな安心感を感じ始めていたようだ。

いつの間にか、自分のまわりにじゃらじゃらと色んな物をくっつけて
身軽でなくなってしまっていたらしい。
これって、たかが引越しだけのことではない。自分自身の、一から万事に言えることだと思う。
えいっと重い腰をあげて、いざ新しい場所へ！