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アマガエル散歩

2009-07-01 | 散歩
新潟県もやっと梅雨らしい雨が降り続き、雨が止んでも空はどんよりとした鉛色の雲に覆われ、湿度の高いシャツが肌にまとわりつくじめっとした雰囲気になってきました。
しかし、この雨は緑や生き物達を生き生きさせ、綺麗に見せてくれます。
どくだみの葉の上で休んでいるアマガエルは青々しい緑色の葉と同じような保護色に体の色を変化させています。
蛙の保護色機能は、まわりの環境、温度、湿度、明るさなどに応じてホルモンを分泌し、皮ふの色素細胞を拡張・伸縮させることによります。
但しこの変化は、目で見てその色に合わせるといいうものではなく、目からの視覚情報(神経)により,脳下垂体中葉からインテルメジン(MSH)等のホルモン(内分泌)が分泌され,黒色素胞等がそれらに反応しまして体色変化を起こします。反射ですから,ワタシ達の瞳孔が光の強さで開いたり閉じたりするのと同じです。
また、遺伝的に目のないカエルがいます。これは自然状態では真っ黒なのですが,LSDを投与しますと体色が変化します。中毒状態ではつかんだだけで体色が白く変わります。つまり体色変化そのものには視神経は必要ありません。何らかの形で視床下部に情報が伝わればよいわけです。

つまり、周囲が緑色のとき、緑色そのものを色彩的に感じるのではなく、
何か色彩とは別の情報を得ることによって体色変化するというです。
仕組みはどうであれ、なかなか精度のある色彩感覚のあるオシャレさんな生き物です。
何気なく雨の中を散歩していると色々なモノを発見できる喜びがありますね。


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