住まい・インテリアニュー速VIP

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弘南鉄道、元東急6000系の展示撮影会を開催

2015-02-21 04:37:33 | 旅行
弘南鉄道、元東急6000系の展示撮影会を開催 

 弘南鉄道(青森県)は3月18日、大鰐線の津軽大沢車両区内にて、6000系の展示撮影会を実施する。このイベントは、トミーテックの鉄道コレクションから「弘南鉄道6000系 青帯2両セット」が全国発売されるのを記念し、実施されるとのこと。

 弘南鉄道の6000系

 同社の6000系は元東急電鉄の車両を譲り受けた車両で、運用終了後の現在も高い注目を集める。鉄道コレクション「弘南鉄道6000系 青帯2両セット」は2月発売を予定しており、デハ6007・デハ6008の2両編成をモデルに、快速運用に就いていた頃の青帯入りの姿で製品化されるという。

 津軽大沢車両区内にて行われる展示撮影会では、現役当時の青帯が実車に復元されるほか、デハ6005の赤帯も復元され、帯入りの6000系が並ぶ姿を楽しめる。その他、車内公開や運転台見学、車内でのグッズ販売なども予定している。

 展示撮影会は3月18日10:00~15:00に開催。入場の際は津軽大沢駅の入場券、または同駅までの乗車券が必要に。なお、当日の積雪状況により、内容を変更する場合もあるとのこと。


クラブメッドが世界中の人々を魅了する理由 (1) ワールドワイドに展開するリゾート、クラブメッド

2015-02-21 04:37:33 | 旅行
クラブメッドが世界中の人々を魅了する理由 (1) ワールドワイドに展開するリゾート、クラブメッド "バカンス"の本場、フランス発のクラブメッド

 クラブメッド代表取締役社長・瀬口盛正氏

 世界中に約80のリゾートを有するクラブメッド。他のホテルやリゾートとは一線を画すユニークな特徴を持ち、「休暇を取るならクラブメッド」という根強いファンが多いことでも知られている。航空券や宿泊代に加え、食事や各種アクティビティなどの料金が全て含まれる「プレミアム オールインクルーシブ」というシステム、フレンドリーなスタッフ「G.O」(ジーオー)の存在が大きな特徴となっている。クラブメッドがこのようなスタイルを採用しているのには、「会社の成り立ちや歴史が大きく関係しています」とクラブメッド代表取締役社長・瀬口盛正氏。ということで、まずはクラブメッドの歴史をご紹介していこう。

 クラブメッドは、フランスで1950年誕生した。はじまりは、地中海・マジョルカ島のビーチに張ったテント村。美しい自然の中、ゲスト同士が一緒に様々なスポーツを楽しんでもらうことが一番の目的だったという。その"リゾート"は大好評となり、その後も「バカンスを通じてハピネスを提供する」という理念のもと、世界各地へ展開を進めていく。ちなみに、バカンスがフランス語であることは多くの人がご存知であろう。クラブメッドはバカンスの本場であるフランスから世界へ羽ばたいたブランドなのだ。

クラブメッドの「3つの特徴」

 クラブメッドを特徴づける要素は、主に3つある。まず1つ目が前述の「プレミアム オールインクルーシブ」。カリブなど中米をはじめとした海外リゾートではかなり普及しているシステムで、滞在中の食事やアクティビティ等ほぼすべてが旅行代金に含まれている。バーでのアルコール(一部を除く)なども追加代金不要で楽しめ、スノーリゾートならスキーやスノボのレッスン、海のリゾートならマリンスポーツなどのアクティビティもプレミアム オールインクルーシブに含まれており、スキーやスノーボードのプライベートレッスンなど例外はあるが、大抵は追加代金を支払うことなく楽しめる。つまり滞在中は、お金のことを心配せずに財布も持ち歩かずに過ごせるのだ。一度体験してみると、非常に気楽で解放感がある。

 マリンリゾートではカヤックやウィンドサーフィンのプログラムが、スノーリゾートではリフトやゴンドラ料金、スノボ&スキーレッスンもプレミアム オールインクルーシブに含まれる

 次に2つ目の要素が、G.O(ジーオー: Gentle Organizerの略)と呼ばれているクラブメッドで働くスタッフたち。世界中で約2万人いるという彼らは、国籍約100カ国、言語30以上とまさにインターナショナル。スタッフは1リゾートでの固定勤務ではなく、世界中のクラブメッドをまわっていくため、日本のクラブメッドでも各国の言語が飛び交っている。ゲストとG.Oとのコミュニケーションを重視しているため、ゲストと同じテーブルで食事をとったりお酒を楽しんだり、すれ違いざまにも気軽に話しかけてきたり。これが独自のフレンドリーな雰囲気につながっているのだ。

 G.Oの国籍は様々。ゲストも様々な国から訪れているため、日本国内のリゾートであっても海外に滞在しているような気分になる

 3つ目の要素は、ロケーションである。自然豊かな場所を重視しているので、やや不便な立地のリゾートもある。アクセスには少々時間がかかるが、その分、海のリゾートにしても山のリゾートにしても、「こんな場所があったのか」と感動するほどの美しい光景が広がる。利便性より美しい自然を優先する姿勢を同社は貫いており、リゾートを建設する際にも、自然をできる限り壊さず施設と融合させる形で建設する。どのクラブメッドに行っても「ここにしかないリゾート」と感じるのは、こういった立地によるところも大きいだろう。


女巡礼一人旅! 仏像好きが行く四国八十八カ所 (8) 5番札所「地蔵寺」にて「五百羅漢」を見逃す

2015-02-20 20:10:37 | 旅行
女巡礼一人旅! 仏像好きが行く四国八十八カ所 (8) 5番札所「地蔵寺」にて「五百羅漢」を見逃す 

 4番札所「大日寺」から5番札所「無尽山 地蔵寺(むじんざん じぞうじ)」では約2km。下りだし、さっきのあぜ道と違い舗装された歩きやすい道なのでいっしょになったお遍路のおじさんたちと世間話をしながらのんびり歩く。お遍路1巡目のおじさんに「若い女の子が1人で来て偉いね。お遍路に来たのには理由があるの?」と聞かれる。お遍路に来た理由って質問されるのだろうな~と思っていたら、やっぱり聞かれた。私自身も、お遍路に出る人は不治の病に冒されたり、家族の供養とか特別な理由があったりする人が多いものだと以前は思っていたし、理由を聞いてみたいと思わなくはない。

 「弘法大師に興味があって、弘法大師の歩んだ道のりを自分で歩いてみたかったんです。それに、母の供養の気持ちもあって」と答えたら、「そうなんだ。どうりで、なんだかお経に心がこもっていた気がしたんだよ」と褒められた。私は般若心経(はんにゃしんぎょう)を読むのは今回が初めてだったのだが、父方の伯母さんがしょっちゅう私の家にお経を読みに来ていたので、何となくお経を読む独特なのリズムは体に染み付いていたのかもしれない。

 「私は、名古屋から来ていてね。いつかお遍路に行きたいとお持っていたんだけど、仕事しているときはなかなか行けなくてさ。定年退職になったので、『区切り打ち』をしながらお遍路を回ろうと思ってやってきたんだ。今回は今日泊まった後、明日には帰るんだ」とおじさんは続ける。

 すると、お遍路9巡目のおじさんが「でも、弘法大師に興味を持つなんて若いのに珍しいね」と言ってきたので「私、弘法大師だけでなくて、仏像も大好きで、仏像の本を出したりもしているんです」と答えると、おじさんたちはがぜん興味を持ってくれ、「本!? すごいね。自費出版なの? 」と聞かれた。「本を出している」というと、よく「自費出版? 」と聞かれることが多いが、正直、あんまりいい気持ちはしない。

 「いえ、自費出版ではなくて、ちゃんと印税いただいているんですよ」「へぇ~、すごいね。なんて本?」「『仏像、大好き!』という本です」「帰ったら図書館で、探してみるよ」と言われた。できたら、図書館ではなくて本屋さんで買って欲しいのに。もちろん、そんなことは思っても言わなかったけれど。

「五百羅漢」で有名な地蔵寺

 そうこう話しているうちに、5番札所の地蔵寺に到着した。仁王門を入ったところに樹齢800年と伝えられているイチョウの巨木がドドーンと植わっていて、遠くからでもよく見える。このイチョウの木は、「たらちね銀杏」と名付けられていて、なんと弘法大師のお手植えなんだそうだ。本当に弘法大師はあっちこっちで木を植えたり、井戸を彫ったという伝説が残っている。

 無尽山 地蔵寺の仁王門

 地蔵寺は、弘仁12(821)年に、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開基したお寺。お堂は、天正年間(1573~1592)の、長宗我部の兵火により全てを焼失してそれ以降に再建されたものだそうだ。かつては300の末寺があったというだけあって境内は広い。弘法大師自らが刻んだ本尊の勝軍地蔵菩薩は、後に浄函上人が彫った延命地蔵尊の胎内に納められたそうで、見る事はできない。

  地蔵寺の看板小僧

  弘法大師像

 また、地蔵寺の本堂の裏側の石段を上ったところにある奥の院は木造の「五百羅漢」がいらっしゃる。創建は江戸時代の安永4(1775)年だが、大正年間に燃えて復興したもの。だから「五百羅漢」というが、ここの羅漢さんは約200体しかいらっしゃらないという。羅漢とは、阿羅漢(あらかん=悟りを得て、人々から尊敬を受ける人)の略だそうだ。私はまたしても、おじさんたちとしゃべっていたのと、宿にたどり着けるか焦っていたので、すっかり見物を忘れてしまっていた。後でパンフレットの写真で見たら、 カラフルな色が塗られた羅漢さんがズラリと並んでいたので、見なかったのが一層悔やまれた。本堂と大師堂にお参りして御朱印をもらったらお遍路9巡目のおじさんは言った。

 「私はこの近くの宿を予約したので、ここでお別れです」

 「えっ、そうなんですか!?」

 頼りになるおじさんがいなくなるので、私が心細そうな顔をしたら

 「次の安楽寺まで、約5kmあるから、今度はバスに乗って行けばどうかな? すぐ先の県道に出ればバス停があるよ」

 とアドバイスをもらい、そこでお別れした。そしてもう1人のおじさんと2人で、次の6番札所「安楽寺」を目指して歩き出した。


大坂や神戸を飛行船でぐるりと1周! 飛行船遊覧クルーズ、関西でも発売

2015-02-20 20:10:37 | 旅行
大坂や神戸を飛行船でぐるりと1周! 飛行船遊覧クルーズ、関西でも発売 

 JTB西日本と日本飛行船は12日、大坂を中心とした街並みをゆったりと見渡せる観光クルーズ「飛行船遊覧クルーズ関西周遊コース」を発売する。同クルーズでは、販売座席408席の完売を目指すとしている。

 同クルーズの第1弾となる「飛行船遊覧クルーズ東京周遊コース」は、10月25日より800席が販売されていたが、ほぼ完売しているという。今回の関西クルーズは、吉野山や飛鳥方面を飛行する「まほろばクルーズ~吉野千本桜・飛鳥~」(所要時間:約2時間15分)、通天閣から神戸ベイエリアまでぐるりと周遊する「ベイエリアクルーズ ~大阪・神戸~」(所要時間:約1時間30分)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや通天閣の景色を楽しめる「なにわクルーズ」(所要時間:約1時間)の3コースを用意している。

 搭乗するのは、揺れが少ないフライトが特徴の飛行船「ツェッペリンNT」

 それぞれ昼・夕方・夜のクルーズが設定されており、好きなクルーズを選択することが可能なので、「青い空での周遊を楽しみたい」「夜景をロマンチックに眺めたい」など個々のニーズに沿えるバラエティに富んだコースとなっている(フライト回数・発着時間はコース及び設定日により異なる)。

 運航日は2008年3月20日~2008年5月7日のうち19日間を運行予定とし、料金は「まほろばクルーズ~吉野千本桜・飛鳥~」が18万円~、「ベイエリアクルーズ ~大阪・神戸~」が13万5,000円~、なにわクルーズが9万円~となっている。予約は、電話またはウェブサイトにて受け付ける。


女巡礼一人旅! 仏像好きが行く四国八十八カ所 (7) 4番札所「大日寺」にて登りの山道でバテる

2015-02-20 20:10:37 | 旅行
女巡礼一人旅! 仏像好きが行く四国八十八カ所 (7) 4番札所「大日寺」にて登りの山道でバテる 

 3番札所の金泉寺を出て、4番札所の「黒巌山 大日寺(こくがんざん だいにちじ)」までは、田んぼのあぜ道や山道が続く。それも「これって誰かの田んぼのようだけど通ってもいいの? 」と思えるようなあぜ道ばかり。もしこれが1人だったら心細くてしょうがないところだが、3番札所で一緒になった歩き遍路のおじさんが2人いるので心強い。

 このような田んぼのあぜ道を歩いて札所へ向かいます

 お遍路の道しるべ

 荷物をキャスターで引っ張っているお遍路おじさん(お遍路9巡目)は、この山道で荷物どうするんだろう? と思っていたら、山道では荷物を背負って歩き出した。ちゃんと背負えるようにしてあるのだ。「持ちにくくないですか?」と聞いたら「そうでもないよ。道のり長いからリュックより荷物は転がして歩いた方が楽なんだ」と言っていた。そうなのか~。確かに長時間歩いていると、リュックの荷物が肩に食い込んでくる。なるべく荷物は減らして来たつもりだけれど、普段はイラストレーターで座り仕事の多い私は、歩きなれていないのでだんだん疲れてきた。

 4番札所の大日寺は山の上にあるので、登りの山道が続く。ふ~、おじさんたちについて行くのが精一杯。やや遅れながらも一生懸命おじさんたちの後を歩く。しかし、なかなか目的の札所にはたどり着かない。そうして3番札所から約6kmの道のりを1時間40分くらいかけ、やっと4番札所の「大日寺」に到着した。

三十三体の観音像が安置されている「大日寺」

 大日寺は山の木に囲まれた静かなお寺だ。疲れきっていたので正面からの山門の写真を撮り忘れて、裏面からの写真を撮る。この山門は上層に鐘がついていてちょっと変わっている。大日寺の手水は蛤水(はまぐりみず)と呼ばれる白く濁った水が湧き出ていて、その水を飲むと胃腸に良いとの言い伝えがあるそうだ。なんだか濁っている水より透明の水の方が清潔っぽいような……と思ってしまった。

 大日寺山門。正面から撮れずごめんなさい

 大日寺という寺の名にあるように、ご本尊は弘法大師が彫ったと言われている大日如来。本尊は秘仏なので見られないが、代わりの仏像が置かれている。また、本堂から右手の大師堂をつないでいる回廊には、西国三十三所の木で造られたという三十三体の観音像が、ずら~っと安置されている。それらはガラス越しに拝見することができる。江戸時代の明和年間(1764~1772)に、大阪の商人の信者が奉納したものだそうだ。仏像好きな私だが、先ほどの歩きで疲れきってしまい、ゆっくり見物するどころではなかった。大丈夫か私。すると、もう1人のお遍路おじさんさん(お遍路1巡目)もバテているようだった。

 大日寺本堂

 大日寺大師堂

 しばらく座って休憩して、次の札所へ出発した。今度は舗装された下り道だから、楽そうだ。しかし、今晩予約した6番札所「安楽寺」は、まだまだ先。本当にたどり着けるのだろうか? 疲れと時間との戦いに早くも降参したくなってきたが、なるべくいそいで5番札所「地蔵寺」へ向かう。