AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog

株式会社AN美容室広報スタッフです!五反田にあるラグジュアリーな当社のプライベートサロンや美容情報などお届けします!

【株式会社AN】理容室業界にもSDGsの風を!理容師と大学生のコラボレートによって生まれた「SDGs Barbers」とは?【SDGs

2023-12-14 09:00:00 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

前回の記事でも「日本サステナブルサロン協会(JSSA)」の認証を受けたヘアサロンをご紹介しましたが、国・民間組織を合わせると非常に多くの認証制度があります。

その中でも、全国の理容師と大学生がタッグを組み立ち上げられた認定事業があります。



それがSDGs Barbersです。

始まりは今から2年前。

2020年に世界的に感染症が広まり、たくさんのお店が休業を迫られる状況下で、少しでも前を向けるようにと、全国各地の理容師と近畿大学生が手を取り合い、今だからこそできることを、と2021年に「SDGsを考えるプロジェクト」が立ち上がりました。



プロジェクト発足当初は、理容室内でのSDGsへの取り組みは浸透していない現状がありました。というのも、理容師は剃刀を使うなど国家資格が必要になる職業のため、美容師に比べ若手で理容室に勤務する人が少なかったり、店舗数が増加傾向にある美容室と比較して理容室の店舗数は年々減少し美容室の半分以下になっていたりすることもあり、世の中で流行っている取り組みをタイムリーに導入することが難しい状況が要因として挙げられます。

参照:厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/22/




そこで、全国の理容師と学生たちで考えたのが「理容室でできるSDGs目標の仕組みづくり」です。業界内になかなか浸透していないSDGsに関する取り組みをチェック項目にして、一つでも多くクリアを目指すというルールをつくることによって、目標が見えてきて達成しやすい流れをつくることに成功しました。

そんな29のチェック項目のうちの一部を紹介します。

 

SDGs目標③:すべての人に健康と福祉を
・子供110番のステッカーを店のドアに貼る
・顧客の健康チェック

SDGs目標④:質の高い教育をみんなに
・教育支援活動のために売り上げの一部を募金にあてる

SDGs目標⑤:ジェンダー平等を実現しよう
・ユニセックスのお店であることを発信(女性の顔剃りをアピールするなど)

SDGs目標⑥:安全な水とトイレを世界中に
・ケアル(SDGs Barbersが開発した頭皮用化粧水)を使うことによって、朝のシャンプーとの機会が減りスタイリングを楽にして水を節約

SDGs目標⑦:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
・電気をできるだけLED化する

SDGs目標⑧:働きがいも経済成長も
・育児をしながら働ける場所をつくる
・一度現役を引退した理容師を再雇用する

SDGs目標⑨:産業と技術革新の基盤をつくろう
・新たな商品の開発を続ける

SDGs目標⑩:人や国の不平等をなくそう
・多言語の接客マニュアルを準備する

SDGs目標⑪:済み続けられるまちづくりを
・誰もが安心、快適に通えるサービスの提供を続ける

SDGs目標⑫:つくる責任 使う責任
・ヘアカラー材のアルミチューブをリサイクルする

SDGs目標⑬:気候変動に具体的な対策を
・水の消費量を減らす(シャンプーをトリートメント成分含有のものに変更するなど)

SDGs目標⑭:海の豊かさを守ろう
・プラスチックごみを減らす
・詰め替え用のシャンプーや商材を積極的に使う

SDGs目標⑮:陸の豊かさも守ろう
・店の外に髪の毛がでないように工夫(鳥の足に髪の毛が絡まるのを防ぐため)

SDGs目標⑯:平和と公正をすべての人に
・新人でも意見が言いやすい風通しの良い職場をつくる

SDGs目標⑰:パートナーシップで目標を達成しよう
・大学とのパートナーシップ




上記チェックリストを踏まえ、顧客への健康に対する意識の啓発活動や、大学生と理容師による産学連携規格の推進、カラーチューブリサイクルなど多くの取り組みが実際に行われ始めました。

 

プロジェクト発足から1年の2022年現在、SDGs Barbersの認定店は西日本を中心に18店舗にまで広がっています。

他にも多くの認証精度がある中で、地域に密着している理容室という業界は、個人店も多くそういった取り組みに着手できていないところが多い現状です。その状況を少しでも解決すべく、理容室にターゲットを絞って、理容室独自の仕組みづくりを考案したのは、大学生ならではの柔軟な発想ゆえかもしれません。



「最初の『輪』は小さいかもしれないが、それでも地域に根付き、暮らしに密着した仕事である理容業を通して『SDGs Barbers』の取り組みが広がって、いつか大きな 『輪』になれる事を目指している。

これが、SDGs Barbers発足当初の想いです。

 

この想いは、目標を掲げチャレンジする人とのコラボレートにより相乗効果を発揮することを目指す、株式会社ANの理念にも通ずるものがあるように思います。

人との繋がりを通し、世の中に個人ではなしえない新たな価値を提供すること。

そして事業という、人や社会への貢献を通じて自己を磨き、学び、さらに成長していくこと。

私たちも事業を通して、人や社会の新たな可能性を生み出し続けていきます。




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

また次回もお楽しみに。

参照:https://sdgsbbs.hp.peraichi.com/


【株式会社AN】県内初のサスティナブル認証ヘアサロン!「Yohaku.」の取り組みとは?【サスティナブル】

2023-12-04 09:00:00 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

先日、知人と茨城県の牛久大仏を見に行ってきました。

牛久大仏の高さはなんと120mもあり、日本では一番大きい大仏です。

足元に咲くコスモスもきれいですね。

知人に聞いたところ、茨城県は自然豊かなだけでなく、漁獲量が全国2位を誇っていたり、都道府県別の経済的豊かさランキングの3位をマークしていたり、東京まで1時間もかからず行くことが出来たりと、暮らしやすいエリアなんだそうです。

(参照:https://iju-ibaraki.jp/ibaraki/

 

そんな茨城県で、利用者にとっての快適な空間の提供だけでなく、店舗まるごとサスティナビリティを実践しているプライベートヘアサロンがあります。

 

それがヘアサロン「Yohaku.」(ヨハク)です。

 

あわただしい時間の中で埋もれてしまいがちな心の「余白」は、自信と向き合うための貴重な「余白」であるとともに、物事を受け入れ考え理解し、思いやるための大切な「余白」とも言えます。

自分の髪を労わるように、他を想いやり生きていく。ひとりの「余白」から生まれた小さな意思が巡り巡って大切な人を守る、そんな美しい循環をうみだすきっかけを、この場所から創っていきたいと考え、美容師のトミタジュンヤさんが2022年にオープンしました。

当サロンは、県内初の「日本サステナブルサロン協会(JSSA)」の認証を受けたヘアサロンとして様々な取り組みをしています。

「日本サステナブルサロン協会(JSSA)」についてはこちらもご覧ください↓

美容業界のサスティナブルを牽引する「日本サステナブルサロン協会」とは



■特徴①:Room

店内は、環境ホルモンの出ない自然素材、国産杉・檜などの間伐材、ウイルスを不活性化するシラス壁(呼吸する壁)など、健康面・安全性・地球への配慮をしたつくりとなっています。心地の良い空間で過ごす時間は森林浴と同じような効果を得られます。

 

■特徴②:Cosmetic

オーガニックコスメを使用しており、「日本サステナブルサロン協会(JSSA)」のガイドラインに適合している薬剤を取りそろえています。化学物質が含まれるものの使用は最小限に抑え、人体や地球への負担を考慮したうえで適切に処理をします。

 

■特徴③:Water

薬剤使用による傾いたpH値を中和させながら、残留物質を取り除くオゾン水システムとしっかり塩素除去をした微細な泡シャワーでお客様の髪と頭皮を守ります。節水シャワーヘッドで水の使用量を抑え、薬剤は下水に流す前にオゾン水処理をしています。

 

■特徴④:Textile

GOTS認証(オーガニックテキスタイル世界基準)のタオル・理念を採用しています。市場では様々な地球破壊や低賃金雇用などが問題視されています。当サロンでは、コツとにとらわれず肌触りが良く丁寧に作られたタオルや理念を厳選しています。

 

■特徴⑤:Facility

再生可能エネルギーに着目し、電力はできる限り化石燃料に頼らず自然エネルギー使用をします。当サロンでは温暖化の原因となるCO2の排出を抑えるため、電力会社は「ハチドリ電力」を利用。温水は太陽光のエネルギー効率の良い「太陽熱温水器」を採用しています。

 

■特徴⑥:Waste

マイクロプラスチックの海洋流出など海洋汚染問題になっているプラスチックの使用を最小限に抑えます。コスメの容器など使用しなくてはならないものは適切に改修し、アップサイクルするか分別をし、信頼できるリサイクル業者に委託をしています。



その他にも「あなたが心地よく美しくなると、それが誰かの為になる」、そんな仕組みづくりの一環として、寄付・支援活動やフェアトレードの周知、ヘアドネーション賛同店への加入などを行っています。

また来店1回ごとに100円の寄付金を預かることで、サロンを利用するだけで自然に社会貢献につながるような仕組み作りもしています。(寄付を希望されない方にも対応しています)



代表のトミタさんは、人も自然も美しく共に生きる未来のために、地球を守ることが私たち自身を守ることと考え、いつまでもヘアスタイルを楽しんでいける持続可能な場づくりを目指しているそうです。

使用するシャンプーなどの製品だけでなく、お店を建てる木材などからサスティナブルを大切にされているヘアサロンは、国内でも珍しいと思われます。森林・海洋双方に配慮をした取り組みを行っているのが、「Yohaku.」の特徴の一つとも言えます。

 

株式会社ANの代表・向山かおりも、海洋プラスチックごみ回収装置であるSEABINのクラウドファンディングに参加したり、オーガニック製品を取り扱うセレクトショップを運営するなど、日常的に地球を守ることに貢献しています。

このような想いを持つ人が一人でも増えることが、結果的に、地球がより長く健康でいることを実現しうるのではないかと思います。

今後私も、日常的にサスティナブルを実践するべく、様々な方面にアンテナを張ることを意識していきます。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

また次回もお楽しみに。

参照:https://yohaku.salon/