AN Co.,Ltd. HairSalon PR Staff Blog

株式会社AN美容室広報スタッフです!五反田にあるラグジュアリーな当社のプライベートサロンや美容情報などお届けします!

Well-being(ウェルビーイング)とは?ヘアサロンが貢献できる人の豊かさと社会の豊かさの実現

2022-03-19 17:37:34 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

これまでのブログでSDGsの取り組みについて紹介してきました。

SDGsが広まってエシカル、サスティナブルと同時に“ウェルビーイング”という言葉を耳にする機会が多くなったのではないでしょうか。

 

■ウェルビーイングとは

ウェルビーイング(Well-being)とは、直訳すると「幸福」「健康」という意味があります。

世界保健機関(WHO)憲章の前文の一節では以下のように定義されています。

“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。”

参考:

https://japan-who.or.jp/about/who-what/charter/

 

つまり、ウェルビーイングは身体的だけでなく精神的、社会的にも健康な状態のことを指します。

もともとは医療や福祉の現場で使われていたようですが、最近ではそれ以外の場面でもよく使われるようになってきました。

■なぜ今、ウェルビーイングが注目されているのか

ウェルビーイングはSDGsと大きな関わりがあります。

SDGsゴール3では「すべての人に健康と福祉を」と掲げられており、英語ではまさに「GOOD HEALTH AND WELL-BEING」と訳されます。

背景には少子高齢化による労働力不足、コロナ禍で急増したテレワークによる精神面の不調など、様々な社会問題があるそうです。

ウェルビーイングに沿うことが働く環境を整えることに繋がり、経済活力、社会的健康の向上に結びつくため、今世界的に注目されています。

ウェルビーイングは職場環境や働き方を見直すための指標としてビジネス面でも用いられるようになっています。

働き方改革によって「働くことにおける幸福感」が重要視されるようになったことや、コロナ禍において自分らしい働き方を目指す人が増えてきていることもきっかけといえるでしょう。

■株式会社ANのヘアサロンとウェルビーイング

ウェルビーイングは個人の健康と社会の健康の両方を満たして実現できるものであり、個人がウェルビーイングであるためにはまず社会、環境がウェルビーイングであることが必要です。

株式会社ANは、身体にも地球にも優しいライフスタイルを提供し、未来に続く豊かさへ貢献することを目指しています。

ヘアサロンにおいても、オーガニックシャンプーの使用、ヴィーガンブリーチの導入など地球への配慮はもちろん、スタッフ一人一人がやりがいを持って働ける環境づくりを推進しているところです。

社会や環境との繋がりの重要性が高まっている今、当社ヘアサロンの環境に優しい製品やスタッフの施術を通して、心と体の健康に繋がるサービスをお届けできればと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


【美容業界のSDGs】髪も地球も美しく!ヘアサロンから始める環境負荷軽減への取り組み

2022-03-12 17:32:12 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

街中では多くのヘアサロンの看板を見かけます。

厚生労働省が発表した令和2年度衛生行政報告例によると、その数は約25万店、なんとコンビニの約5倍だそうです。

店舗数が多いということは、それだけヘアサロンが社会に与える影響は大きいということでしょうか。

社会、健康、経済を良好な状態に保つためにSDGsが浸透しつつある中で、ヘアサロンの環境にかけてしまう負荷が問題となっています。

お客様を美しくするヘアサロンが、地球を汚しているという矛盾を起こしてしまう可能性があるのです。

そこで今回は、ヘアサロンと地球環境の問題について書いていきます。

ヘアサロンが関わる環境問題にはどのようなものがあるのでしょうか。

大きく挙げられるのが水質汚染問題です。

美容業界が環境にかけている負荷は相当なもの。

ヘアサロンが毎月使用する水の量は1軒あたりおよそ30トンと言われています。全国のヘアサロンは約25万店舗ですから、化学薬品が含まれたシャンプーやカラー剤などが混ざった下水が、毎月750万トンも排出されているという計算になります。

これはSDGsのゴール「12.つくる責任 つかう責任」「14.海の豊かさを守ろう」に深く関わります。

人間が水を汚してしまうと海の生物に良くない影響を及ぼすだけでなく、その汚染された川や海で育った魚を私たちが口にすることで結局人間にも負荷が回ってくることにもなるのです。

 

水を大量に使用するヘアサロンは、環境対策にしっかりと向き合わなければなりません。

ヘアサロンが環境に優しい取り組みを心がけることで、世界全体が取り組もうとしているSDGsのゴールに近づくことができます。

極端な話、環境問題の負荷をなくすためにヘアカラー剤やシャンプーを排除しようというのは難しいことだと思います。

ヘアカラーで見た目を変えることで気分が明るくなったり、シャンプーの香りでリラックスできたりもしますから、多くの人が幸せを感じているのは事実です。

大事なのは様々な業界がSDGsに取り組む中、美容業界はどうしていくか、どうやったら良くなるのかを考えることだと思います。

実際、天然由来のオーガニックシャンプーやヘアカラー剤の導入など、環境に配慮した取り組みを行っているヘアサロンも増えてきており、このような美容業界の動向は「人にも地球にも優しい」を大事にする株式会社ANの理念と一致しています。

これからはスタッフの上手な施術はもちろん、環境に優しい取り組みをするヘアサロンを支持していくことで、人や地球に優しい社会へと変えるきっかけになればと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。


SDGsのゴールから考える美容業界の社会問題

2022-03-04 17:30:09 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

華やかなイメージの美容業界ですが、多くのヘアサロンで社会的課題を抱えているのが現状です。

低賃金、長時間労働、休日が少ない、キャリアアップに時間がかかるなど、多く知られていることかと思います。

なかでも影響が大きいと思われるのが、離職・復職問題です。

労働環境や年収は、健康や結婚などライフスタイルに大きく関わってきます。

特に女性は結婚・出産で一時的に離職しても復職が難しく、美容師の離職率が高い理由の1つといえるのではないでしょうか。

厚生労働省の調べでは、ヘアサロンを含める生活関連サービス業という業種は、他の業種に比べて離職率が高めという結果が出ています。

その中でも美容師の離職率は1年で50%、3年で80%、10年で92%にも登るのだそう。

このように美容師免許を取得していながらも様々な事情から美容師として働くことを辞めてしまった人たちのことを「休眠美容師」と呼んでいます。

休眠美容師の数は、2019年度末時点での従業美容師数が約54万人であるのに対し、美容師免許の登録者数は累計で130万は超えると予想されることから、理論上は75万人以上も存在しているのだそうです。

<参考>

※厚生労働省「新規短大等卒就職者の産業別離職状況」

https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000556481.pdf

※厚生労働省 理容師・美容師制度の概要等について、(公財)理容師美容師試験研修センター 新規免許登録件数

 

働く意向があっても復職できない理由として、労働環境や体力、モチベーションに不安を抱えているということが挙げられます。

働く人への配慮は、SDGsのゴールと関連しています。

低収入、長時間労働など労働条件はSDGsゴール「1.貧困をなくそう」「3.すべての人に健康と福祉を」

結婚・出産後も女性が復帰しやすい環境はSDGsゴール「5.ジェンダー平等を実現しよう」

スタッフの美容師としてのやりがい、モチベーションはSDGsゴール「8.働きがいも経済成長も」

働く人の職場環境を向上させていくことで、美容業界においてもSDGsゴールを実現できると考えています。

株式会社ANが目指すのは、美容師が末永く続けられるようなヘアサロンです。

美容師がやりがいをもって働ける環境づくりを大事にしています。

スタッフが美容師としての仕事の楽しさを実感しながら、働くことがやりがいになり、個々の技術の向上にも繋がっていくことが、お客様の満足感を生み出すと考えています。

広報スタッフとして1人でも多くの人に美容業界のSDGsへの取り組みについて伝えていく中で、ひとりひとりがまずは身の回りから何ができるか考えてアクションを起こすきっかけになれば嬉しいです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。