こんにちは。
株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。
近年、美容の市場規模は年々拡大しており、ヘアサロンの店舗数は増加しています。
しかし一方で、人口の減少とともに顧客数も減少しており、競争が激しくなることが予想されます。
このような動向があるなか、美容業界にはどのような変化が求められているのでしょうか。
店舗数と同様に、最近では美容業界のサービスも多様化が進んでいます。
厚生労働省の調査によると、カットやパーマにかける支出額は減っていますが、カラーやヘアケアといった美容代にかける金額は増えているようです。
参考:厚生労働省
サービスの多様化に伴い、どのような商品を使うかという選択肢も増えました。
他店舗との差別化を図るために、特別な商品を打ち出すヘアサロンも増えてきたように思います。
そのひとつが、オーガニックなどの体と環境に優しい商品の使用です。
消費者の視点から見ても、美意識の高い人は
・オーガニック成分が使用されていると購買意欲が高まる
・キレイになるための自己投資意識が高まっている
というデータもあります。
参考:
【美意識の高い女性100名に調査】2022年に実施したい美容対策とは?
ヘアサロン側の他店と差別化したいという意向と、お客様のニーズが一致した結果、オーガニック商品を使うヘアサロンが増加しているようです。
では、なぜオーガニックが今注目されているのでしょうか。
そもそもオーガニックとは、農薬や化学物質に頼らず、自然の力だけを活かした製法を指します。
オーガニックの目的は、水汚染や土壌汚染、大気汚染から環境を守り、健全な食物連鎖と、人の健康を守ること。
その根底にあるのは、地球の環境を大切にしながら、だれもが豊かに暮らし続けていける「サスティナブルな社会の実現」であり、今SDGsの一環として世界がひとつになって目指しているものです。
「すべての人と地球環境に配慮することで、より良い状態を守りながら未来へと受け継いでいくことができる」
今私たちが生活している環境をさらに安心安全な状態にし、未来へ継続していくことがサスティナブルということです。
オーガニックを重要視することは、この「サスティナブル」を実現させるためのひとつの手段といえます。
気候変動や多様性、“だれひとり取り残さない”公平性といった社会テーマを受け、SDGsに企業や社会全体で取り組んでいくべきとの考えが広まってきました。
今後はどのようなサービスを提供しているかに加え、SDGsをどれだけ重要視した行動をしているかが問われるようになるでしょう。
株式会社ANのヘアサロンでも、サスティナブルなライフスタイルを提案し続けることを目指しています。
ヴィーガンブリーチ、ヴィーガンカラーなどの製品を積極的に取り入れ、地球環境保全に貢献していきます。
しかし以前も書いたように、ここで大切なことはSDGsへの取り組み姿勢そのものをあからさまに打ち出すことではありません。
“なぜ”SDGsなのか、本来の目的を見失わずに考え続けることです。
社会に求められているものを提供する理念に沿って今後もSDGsへの理解を深め、実践・発信していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もお楽しみに。
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