マダムAmiyのひとりごと

おとなの女として おしゃれに暮し 素敵に生きたいのね だから・・・

京都 龍めぐり・・・相国寺

2012-05-30 | 京都あれこれ
京都御所の北に位置する「相国寺」・・・「しょうこくじ」と読みます。 

ここにも龍がいるんですね~ 


いつも見られるわけではありません。 

春と秋に公開されます。 春の公開は6月4日まで・・・ 

同志社大学の近くにあるこのお寺は 室町時代、足利尊氏の命によりつくられました。 

臨済宗のお寺です。 龍は「法堂」の天井にいます

    

とにかく広い敷地です。はるかかなたにあるのが法堂

ここの「龍」も味がありますね~

撮影できないので・・・うまく伝えられるか?

入り口から入ると 龍は脚を上にこちらを見ています。 

かなり古いものと思われます~


狩野派の狩野光信が天井に直々に書いたといわれています
直径9メートルの円の中にいて「八方にらみ龍」なので どこからみても私を見ています。

お堂の四隅にちかづくと あきらかに龍の頭の位置がかわっているのです。

また隅に行くと またまた位置があきらかにちがっています
ほんとに不思議??? 龍がおおきな円の中を動いているとしか思えません


そして 鐘がおいてあるすぐ前のしるしのところにたって 両手をたたくと・・・

「龍が鳴きます」・・・なき龍でもあるんですね

たたいた手が天井に響き すぐ地面に響き なんどもくりかえす=龍の鳴き声です
印象的です


次に進むと「開山堂」です  ここはお庭がきれい 夢窓国師が作ったとか

                    

庭には 一般的に 木と苔で作られている「築山」仕様 と 石だけでつくられている「石庭」仕様があって

ほとんどのお寺は どちらかなのだけれども ここは両方を生かしたお庭で 京都でもめずらしいのだそうです

石庭の周りを川がながれていて その川が「龍」の形になっているそうです


そして 3番目は「浴室」・・・

入浴も修行だったのですね  4のつく日と9のつく日に入れたそうです
薄い着物を着て入り 柄杓でお湯を掛けるだけだったとか・・・

あとは 境内をうろうろできます

鐘楼もありましたね
 
  

2階建て・・・朝と正午につかれるのだとか


それにしても 「龍」・・・妙心寺とも、泉湧寺ともちがっていましたね

印象的でした。

       
       (相国寺のホームページからお借りしました)



さて、相国寺を後に ちょっと休憩・・・

烏丸四条を少し下がったところにある宇治のお茶屋さん「三丘園」

下鴨の宝泉とちがって おやつを食べに行くといったカジュアルなお店です
もちろん 抹茶をつかったお菓子がたべられます

古い民家・・・で 靴を脱いでお部屋に上がります 坪庭をみながら知り合いのうちに
遊びに着たような感覚です

  注文したのは 「抹茶わらびもち と お煎茶のセット」

                 
  小皿にのっているのは マカデミアナッツの抹茶チョコでコーティングしたもの(おまけ)

奥には蔵もあって 風情があります    日本茶を飲みたい方におすすめのところです




相国寺はこちらから・・・


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