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紫睡蓮

ココロトキメクアレコレノコト

最終話。そして完結。

2016-01-15 | 漫画


テガミバチ 26巻
号泣
一度も泣かずに読みきったお話は
ない


全編、悲しくも美しい物語のまま
綺麗にまとまった最後だった


宮沢賢治や
クラシック音楽や
60年台~70年台のロックや
サブカルなんかが
きっとお好きな作者なのだろうなと
思ったのがきっかけで読み始めた作品
「カシオピイヤ」とか
「シグナル」「シグナレス」や
「ジムノペティ」なんて言葉に
ときめきながら読み続けた


綺麗な最後だったが
個人的には苦手だ
誰か一人の犠牲の上に
掴んだ平和とか幸福とか
やっぱり苦手だ
号泣しちゃうから


「待ってるね、大好き」と告げた相手が
約束通りかえってきた
とはいえ
実体を持つ身体はなく
触れることも抱きしめることも叶わず
でもかえってきてくれたんだよね、なんて
幸せそうに微笑むシルベットの姿が
切なくて切なくて



すべてのもののなかで
先立つものは「こころ」である

すべてのものは
「こころ」を主とし

「こころ」によってつくりだされる…

「アンバーグラウンド経典」第一掲より







































正しい理想。

2015-10-04 | 漫画


【イーフィの植物図鑑 2】


ラスおじさんが
政治活動家のロジェスに言った言葉



『あんたの理想は正しいかもしれんよ
だが人間というやつは
正しい理想のためにこそ
間違いを犯しやすいものなんだ』