意識には二つの反応がある
愛に対して愛
歓びに対して歓びを返す正の反応
愛に対して憎しみ
歓びに対して苦しみを返す負の反応
正のエネルギーに対して正の反応で応えると結果は正になる
正の結果は幸せであり進化である
正のエネルギーに負の反応で応えると結果は負になる
負の結果は不幸であり退化である
さて
負のエネルギー
例えば怒りや憎しみや恨みや焦りや不安に対して正の反応で応えると
結果は負になる
相手が負のエネルギーを発している時
自動的に自分の中にも負のエネルギーが現われる
それをそのまま表すことが正の反応である
怒りに対して怒り
不安に対して不安で応えることもまた正の反応なのだ
しかしこの場合結果は負になり
不幸と退化を頂くこととなる
負のエネルギーに対しては負の反応で応えることが肝要である
怒りに対して赦しを
苦しみに対しては安らぎを
憎しみに対しては優しさを
負のエネルギーに対して負の反応で応えると結果は正になる
意識的に正と負の反応を使い分けることで
あらゆる事柄から正の結果を引き出すことが出来る
正の反応は素直な心だ
正の反応に慣れ親しんだ人は
正のエネルギーに囲まれている時はとても素晴らしいが
ひとたび負のエネルギーが混じるとどこまでも堕ちていく
人はつい自分の慣れ親しんだ反応の仕方ばかりしてしまうもの
負の反応は分析的な心だ
負の反応に慣れ親しんでいる人は
正のエネルギーに囲まれていてもその波に乗れない
しかし負のエネルギーが現れてもそれに引きずられ堕とされることがない
どちらも自然の恩恵を人生の恩恵を出逢いの恩恵を活用しきっていない
正のエネルギーには正の反応
負のエネルギーには負の反応
エネルギーを見分ける感覚
大きなエネルギーを返す魂の力
自分を恨む人を愛するなどとても正気の沙汰ではないと
分析的な心は反発するが
それが正の結果を生むことを何度か体験すれば
やがて恨む人を愛することが
自分に出来る自分への最大の功労なのだと理解する