アメノミミ

降り始めの雨のようにポツポツと言葉が落ちてくるようになった。
時に雨となるその言葉を書きとめるブログ。

繋ぐもの

2018年07月22日 16時01分14秒 | アメ
相反する二つを繋ぐものが軸になっている

右脳と左脳を繋ぐ脳梁

頭部と身体を繋ぐ頸椎

身体と大地を繋ぐ足

男と女を繋ぐ性器

天と脳を繋ぐ松果体

その繋がりが弱くなれば存在は弱くなり

その繋がりが強すぎ動きが固まればやはり存在は脆くなる

ある程度の可動性をもって存在していることが自然な状態である

地球と宇宙を繋ぐ場所が聖地であり

そこは聖なる場所でありながら閉ざされてはいけない
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矛盾

2018年07月22日 15時58分45秒 | アマオト
車にアクセルとブレーキが必要なように

呼吸に吐く息と吸う息が必要なように

創造には必要性とゆとりが必要なように

存在には矛盾するように見える相反する要素が必要なのだ
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心の食卓

2018年07月12日 10時43分55秒 | アメ
情報とは心の食べ物だ

アダムとイブが食べた知恵の実は

知るということだった

良き情報は真実

悪しき情報は偽り

偽りはいわばフェイクフードである

心を育てる栄養にはならない

また真実に様々な添加物を加えて提供している場合もある

真実とはいわば天然の食材である

ある食材

例えば果物などは調理せずに食べられるが

食材によっては調理しなくては食べられないものもある

フグのように毒を取り除いてから食べるものもある

数学的な真実は数学者にとっては魅力的な食材であるが

調理する技術を持たない一般人には硬くて食べられたものではない

しかし数学者に調理してもらい

その内容をかみ砕いてもらえば

数学的知識を持たない者も食べることが出来る

情報は心の食べ物であるが

何でも摂取していいわけではない

手当たり次第に情報を摂取する者は

手の届くところにある全ての物を口に入れてしまう赤子と同じである

自分にとって必要なものか吟味し食べるように

食材に味があるように

情報にも味がある

甘いものも辛いものも苦いものもある

味は含まれている栄養素を表わしている

いつも同じ味ばかり摂取することは

栄耀が偏ることを意味する

食べているのに心は栄養失調になり

食べても満足できなくなる

また添加物の多い味付け過多な情報ばかり摂取していると

心の味覚が鈍くなり

濃い味付けのものしか美味しく感じなくなる

エンターテイメントは基本的に非常に濃い味付けになっている

摂取した人にインパクトを与えることが目的だからだ

真実は日常に手に入る

毎日は真実を狩る旅である

自分で狩った真実を自分で調理して食べる

家族や友人と分け合う

それが心の食卓
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隠された真実

2018年07月12日 10時34分40秒 | アメ
隠された真実などない

真実はどこにでも見ることが出来る

雲の形に

水面の揺らめきに

遠い記憶の歌の中に

真実は全ての真実と繋がりあっているから

一つの真実を見れば

そこに他の真実も含まれている

真実を隠す唯一の方法は

偽りを信じ込ませること

それによって目の前の真実が見えなくなる
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支配者

2018年07月11日 10時01分59秒 | アメ
支配者はファンタジーが嫌いだ

ファンタジーは想像の世界に実在する

例え牢獄で鎖につながれていても

想像の世界で人は自由だ

想像の世界を取り締まることは難しい

そして自由な心からは自由な発想が生まれ

支配の鎖から抜け出してしまうかもしれない

だから支配者はファンタジーが嫌いなのだ
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