かばん6月号は特別号です! ボリュームがありました。6月号の前号評を担当しているので、今月はコメントは割愛します。では、さっそく……
芽がでることにおびえてた明け方の春のにおいの風がぬるくて 下坂武人
打ち切りの漫画のやうに前向きな言葉を交はし終電に乗る 山田航
「何故生きる」なんて尋ねて欲しそうな戦力外の詩的なお前 陣崎草子
非現実とこの世を接合したような薄さでかなたにたちのぼる富士 井辻朱美
夜のこびといてくれたらと願うあさ故障機械と途方にくれる 筑井隆
以上です☆
芽がでることにおびえてた明け方の春のにおいの風がぬるくて 下坂武人
打ち切りの漫画のやうに前向きな言葉を交はし終電に乗る 山田航
「何故生きる」なんて尋ねて欲しそうな戦力外の詩的なお前 陣崎草子
非現実とこの世を接合したような薄さでかなたにたちのぼる富士 井辻朱美
夜のこびといてくれたらと願うあさ故障機械と途方にくれる 筑井隆
以上です☆