主宰句集「雨蛙」 2024-03-13 17:09:50 | 出版物 あけぼのや声を揃へて雨蛙 鈴木すぐる主宰の句集「雨蛙」がようやく上梓されました。 まだ2014年までの句をまとめられたもので、それ以降の句集が待たれます。 主宰自選十句 入口に風の集まる風鈴屋 眼裏の痛くなるほど曼珠沙華 胸元の光りをたぐり鴨泳ぐ 影引いて山茶花のよく散る日かな 隠しやうなき風邪声を労はらる たましひの動きはじめし蝌蚪の紐 みちのくの落ちて来そうな星月夜 雲白し空が青しとラムネ呑む 麻酔薬おぼろへ沈む手術台 « 蓼の花句会 | トップ |
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