おととい土曜日の夜
保護活動仲間のNさんに
友人から
排水溝から猫の声が聞こえる!と連絡が。
すぐNさんが現場に向かうと 確かに排水溝の中から
子猫の 悲鳴のような鳴き声が。。
排水溝の蓋開けて覗いても姿が見えず
エサを置いたり 猫声でおびきよせても
近くに来る気配ありません。
どうも排水溝の奥には
さらに1.5メートルほどの穴があり
そこに落ちてるようで もう絶望的です。
ゴキブリのはっている排水溝に
頭を突っ込んで 声のする方を撮影してみましたが
菅の中は声が響くので
すぐ近くにいるような気がしますが
何回撮っても猫が写らなくて 不思議だったそうですが
この奥に更に穴があったんですね。
その時点で真夜中の12時近く。
途方に暮れ 藁をもすがる思いで
消防署に電話をしたところ 消防士の方が
4名も来て下さり
散水ホースにちゅーる塗って
排水溝に入れたりして下さいましたが
今から思えば、底は奥深く 全然届いてなかったようです。
もう助けられないのか…と諦めかけた時
ネットでよく似たケースが無いかと
検索してみたところ
ペットボトルを使って救い出したという レスキュー方法を発見!
それを参考に 見よう見まねで
ペットボトルに紐を結び
即席で助けるグッズを作成して
ダメ元で排水溝の奥の奥まで
ペットボトルを入れてみたそうです。
そして…
よくわからないまま
そ〜〜っと 引き上げてみたら…
なんと!!
真白な子猫が そのペットボトルの中に
すっぽり入ってました!!
まさに奇跡!!
夜8時から朝方の4時まで
8時間に及ぶ救出劇でした。
諦めずに頑張ったNさんには
本当に本当に脱帽です!
助かった白猫さんは
そのご友人が飼って下さるそうです。
再現VTRを見たいほど
聞くだけで感動した
救出劇でした。
この記事をタイムラインに載せたところ
どういう状態でペットボトルを奥に入れたのか?と
質問を頂いたので、Nさんにお聞きしました。
もしこういう状況に遭遇したら
参考にして下さい!
↓
↓
地上にあるコンクリートのフタは30㌢四方。 そこから50㌢ほど下に、直径20㌢ないくらいの排水溝が横に2M程伸びてて、おそらくそこから下に1.5Mの深さの穴があるわけです。 その底に猫がいると想定しました。 ペットボトルを2M先の突き当たりまで地上の穴から押す方法は参考元の記事にも載っていなかったので苦労しました。 あまり長い棒だと横穴に入れる段階でつかえてしまうし、柔らかいものだとペットボトルが全く進まない。 長い針金でも有れば簡単だったかもしれませんが、突然の事で持ち合わせていません。 発見者の友人宅が近くだったので、家にあった発泡スチロールを40㌢位の長さの棒のように切り、それをテープで片側だけくっつけて曲がるようにしました。 それをひたすら2M分くらい作って、少しずつペットボトルを押し込んでペットボトルを横穴の突き当たりまで押し込んで行ったと言う感じです。 下へ向かう穴への曲がり角も、うまく曲がるか不安でしたが、ペットボトルの底に石を入れていたので重みで落ちてくれました。 こんなんでわかりますでしょうか。 今回は即席で本当にあるもので代用しましたが、針金のようにある程度強度があって曲がるものがあればそれで簡単にできたと思います! NK