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産業用機械の電気技術者のための国際規格

海外へ輸出される産業機械は国際規格に適合することが求められますが、特に米国規格NFPA79は異なる部分があり注意が必要

高SCCR値を求められる制御盤内に配置される中継端子台を選定するときに注意すること。(その2)

2015年07月28日 | UL508A規格情報

高いSCCR値が要求される制御盤の電源供給端子台あるいは電力分岐端子台PDB(Power Distribution Blocks)および最終分岐端子台TB(Branch circuit Terminal Blocks)を選定する場合にはSCCR値の決定に際して注意が必要です。端子台のSCCR値が未試験のもの、あるいは不明の場合はUL508A 表SB4.1規定により10kAとなりますが、それ以上のSCCR値が要求される場合には端子台の単体のSCCR値のみではなくその回路の遮断機能を有する過電流保護機器OCPD(ヒューズやブレーカ)との組合せSCCR値を考慮する必要があります。(米国ULサンノゼ・カリフォルニア州にて確認済)

これら端子台の選定に際しUL508Aの認証を受けるためには以降に述べる点に注意する必要がありますので、続く情報は http://www.almak-japan.com のブログ「UL508A解説」を閲覧ください。 


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