従来の制御盤設計では特別にSCCR値を考慮した電線サイズを選定することはなく、過電流保護機器(ブレーカ/ヒューズ)メーカーが推奨する負荷電流に応じた電線サイズを選定することが大勢を占めていました。
最近の動向として、米国向けについてはSCCR値の表示が求められていることは承知のことと思いますが、この規定をきっかけに過電流保護機器と各制御機器との協調した機器等の選定が求められるようになっています。然しながら、この機器選定の際に従来の制御盤設計に加えて考慮すべきことは要求されるSCCR値に応じた適切な電線サイズの選定が求められていることであり、オーバースペックとならず経費節減や省スペース化および軽量化に影響を与える電線サイズの選定は今後の設計における重要なポイントとなっています。
続く情報は弊社http://www.almak-japan.com ブログ-NFPA79解説を閲覧ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます