実家がコンビニに！

この７月から私の実家がコンビニを始めた。
実家といっても住居の一階に店を出したわけでもないし、両親が始めたわけでもない。
サラリーマンだった兄が会社を辞めて、娘と一緒に始めたのだ。

で、ここのところ開店準備やら開店後の様子報告やらで、やたらと電話がかかってくる。
話したがりの母親の電話は長いのだ。なかなか切ってくれない長電話なのだ。
昨日は親戚がサンドイッチを買いにきてくれたとか、
どこそこのお婆さんが饅頭買い占めていったとか…(^_^;)
話題がローカルすぎてついていけなかったりする。

奥さんである姉もお店の手伝いに行きたいところだろうけど、
私服でうろうろ手伝われたんじゃ迷惑だ、ということで追い返されてしまうらしい。
ま、姉は別に仕事があるから手伝ってる場合じゃないんだろうけど、
自分の夫が50を前に転職って聞いたときは、びっくりしただろうなぁ…。

私も初めて聞いたときは、そりゃ～驚いた。
24時間営業のコンビニなんて、いつ寝るんだ？店長に給料はあるの？？
夜中に強盗がピストル持って押し込んできたらど～すんの？みたいな
負のイメージばかりが先行して、とても賛成する気になんぞなれなかった。

でも、こうやってオープンしてみて、決断して良かったんだと思う。
これから先のことは分からないけど、やらずに後悔するより、やってから後悔する方がいい。
それに、地元の旅行会社に勤めていた兄は結構顔が広い。
父親も長いこと教師をしていたので、噂を聞いた教え子達も、わざわざ車で買いにくるとか…。
さすが田舎のコンビニ！口コミでお客が集まるところがスゴイ。

私はあまりコンビニは利用しないんだけど、
毎日利用する人って、ホント毎回同じコンビニに寄って、同じもの買ってくるんだよね～。
ちなみにうちの夫くんは、毎日ビールとおつまみを飽きもせずに買ってくる。
で、3回に１回くらい遊戯王カードなんかも買ってくる。
その時間、息子はとっくに寝ちゃってるんだけどね…。一応お土産のつもり。

それにしてもコンビニは、完全に日本人の生活にとけ込んじゃってるよね。
初めてセブンイレブンができたときは
「え～～！夜の11時まで開いている店なんてすご～い！」
なんて驚いていたのが、今じゃ24時間営業なんて普通になっている。
夜中に買う必要なんてあるのかなぁ…と思いつつ、
独身の頃は、夜中にコンビニに行くのが日課になってたもんねぇ。

寂しい独り身にはホッとするのよあのコンビニの明かり。
夜でも愛想いい店員さんの笑顔…。
今度実家に帰ったら、変装して様子見に行ってみよーっと！
…って、体型でバレバレか～。