ナチス映画個人的おすすめ②


おすすめとか言っていいのかもわからないほど
非常に罪深い歴史なのですけど…
「戦場のピアニスト」

これもアカデミー賞何部門が取っている
とても有名な映画。
第二次世界大戦末期、ドイツの占領下のおかれたポーランド。
ポーランドでピアニストととして活躍するシュピルマン。
戦況は悪化し、ユダヤ人の迫害は無情にもすすんでいく。
私がはじめてみたナチス映画です。
今でもたまに鑑賞します。DVDもってまーす。
もともとクラシック、ショパンリストが好き。音楽が流れるだけで癒やしなはず、なんですけど…
うーん、、
じつは珍しく主人公に好感もてないんですよね。作品は本当に素晴らしいし、シュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディさんの努力も素晴らしい。
なんというか、ヘタレ過ぎるというか
本当に周りに助けられた人だなという印象。
きっと彼が素晴らしい音楽家だったからでしょう。
シュピルマンはトレブリンカ強制収容所行きを危機一髪まぬがれたので、ゲットー解体班としてゲットーに残留。
そのため、収容所の内容は描かれず。
とにかく、逃げる隠れるの生活をし続けます。
観ていると、人脈もそうだけど、奇跡的なことも多い、、収容所行きをまぬがれる、ドイツ将校との出会いなんかまさにそう。
あれ、ピアニストじゃなかったら将校様もあーゆー扱いをしてくれたのかな?
前記事で書いたけど
メジャーすぎる作品で、あまり描写か残酷だとは思わない。免疫があるほうなのかもしれない。
あげるとすれば、人間狩りの車椅子落とすシーンはトラウマになってる人も多いのでは。
検索候補に出てくるくらいだし。
アメリカ映画みたいに、派手にドカーンとやるタイプの映画ではなく、ナチス映画の基本は絶望的でジワジワくる作品が多いと思う。
よくここまで人の命や人生を踏みにじれますね、て思う。まさに鬼畜の所業。
最後は生き抜いて、救われる。
シュピルマンの実話です。
ドイツ将校、ヴィルム・ホーゼンフェルトだけが本当に残念。トーマス・クレッチマンがイケメン過ぎて、ただただ目の保養と癒やし。

精神的にくる作品だけど、本当に素晴らしい作品。
③に続きます。