大久保宙:いろいろ / カホン・ジャンベ・フレームドラム・ドラムス 打楽器だー

パーカッション奏者(打楽器)大久保宙BLOG
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ハンドパーカッションって簡単?難しい?

2005年01月25日 | 仕事宙
2004年度からいままで以上の人数を教えています。現在130人くらいの生徒を教えていますが
その中でもプロを目指している人達のクラスはみんな将来を心配しています。心配の1番は
やはり将来音楽で食べていけるというのがあっとうてきに多いです。私自身ドラムセットも
教えていますが、ドラマーでもベーシックなパーカッションを、パーカッショニストでも
ベーシックなドラムスを学ぶよう進めています。それはいろいろ仕事で得だからです。

私が教えている中でもっとも特殊な楽器がハンドドラムです、そのなかでも中近東、アフリカ
の楽器類は音がきちんと鳴るまでが難しい楽器です。どうしても生徒は私が演奏する早いフレーズ
や難しい指を使った効果音などを演奏したがるのですが、パーカッションをうまくなるのは地道
な活動です。特にダラブッカ、フレームドラムなどは簡単に分けて3つの順番があります。

1 ベーシックの音をきちんとだせるようにする
2 ベーシックなリズムを刻めるようにする
3 早いフレーズ/オリジナルフレーズ

1,2はきちんと見てもらって、良いか悪いか判断してもらい
あと3は自分でいろいろアレンジしたり、テクニックを学ぶことが良いと思います。

昨年、音楽大学、音楽大学院をでた1人の女性パーカッショニストAさんがアシスタント
ときまして、彼女はほんの少しですが1,2の情報を持っていました。
レッスンをしてアドバイスなどをしたのですが、彼女はどうしても1,2より
3にいきたいらしく私の話を聞かなかった(本人は聞いていると言っていますが)
出会ってからの半年で成長はほとんど見られなかったです。 それに対して私の
ところに来た高校卒業してからプロを目指しているアシスタントBはドラムスがメイン
でありましたが、少しずつパーカッションも学んで行き、1年もしないうちに先に
紹介した彼女を超えてしまいました。1つの理由は1,2のノウハウ自体がなかったため
1から順番に行ったのでしょう。(もちろん普段の練習量もありますが)

グチャグチャ書きましたが ベーシックが大事ですよということです。


写真は今日のレッスンの1コマ
1週間に1度のレッスンですが、相当うまくなってきています。
なのでここ1ヶ月は民族打楽器をどのようにさまざまなシチュエーションで
叩くなどを指導しています。

ただ結論として楽器自体がまだメジャーでないのと きちんとした演奏法
というのが確立されていないものが多いため、好きに楽しむには簡単でお手軽
な楽器だと思います。特にフレームドラムなどは音量も小さいので、日本の住宅事情にはあっていると思います。


こちらで楽器紹介宙







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