usowagon

社会学的に考察します。暫定オープン。

Su acquistare ~ウソワゴ購入まで~③

2004-07-05 | nuovo arrivo シンガオ
毒のある車

 家の近くのイタメシ屋は、店の前にALFA164をディスプレイとして飾っています。ALFAは、正直、GTVとスパイダーぐらいしか知りませんでした。家の近くにシルバーの156に乗っている人がいましたが、「綺麗なラインだけど、変わった顔立ちだな」と思った程度です。

 イタメシ屋で頼んだペペロンチーノに、タバスコの定番の赤いボトルに加え、グリーンのボトルのハラぺーニョと、ガーリック風味、それに超辛のハバネロソースをかけながら、そんなタバスコ4兄弟の刺激も気にならないほど、店頭の164が気になってしまい、家に帰って早速ネットでALFAの販売車種を調べてみました。そこで出会ったウソワゴ。

「え、これがワゴン???!!!」

 とても、ワゴンとは言えない積載性のなさ。ウーファーを乗せて、横幅を狭くして使い勝手を悪くしていると思いきや、荷室をネットで仕切ることができるなど使い勝手を良くする工夫が妙に充実。このワゴンは何を追求しようとしているのか、イマイチ判りません。

 ルーフレールを付けても、付けなくても同じ値段なのに、あえて付けない人が多いとは、ワゴンとして、認知されていないということ?

 でも、何か楽しそう。

 セレスピードってF1みたいでカッコイイし、Qシステムも、「要はオートマじゃないの?」と突っ込むことさえ忘れさせます。

 特に速いわけでもない。ハンドリングが秀でているわけでもない。それでも、気になってしょうがないのは、どうしてなんだろう??


 この時点で、ヘビの毒が徐々に体に回り始めていたのでしょう。ネットでスポーツワゴンの画像を見れば見るほど「美しい」と感じるように。完全にビョーキです。おかげで師走の忙しい時期に、寝不足に・・・。

 目の下にクマを作りつつも、得ることのできた最大の収穫は、アルファに乗っている人たちが、本当に自分の車に満足していることが伝わってきたことです。これって、本当に重要なことだと思います。

 そんなこんなで、最終的に、取り回しが軽快そうな2.0TSに勝手に決めたものの、新車で諸費用を含めると軽く450万円コース。無理をすれば買えないこともないとは思うけど、返済期間を長くすれば、金利がどんどんかさんでしまう。

 「ジャパネットたかた」が、金利手数料60回まで無料のうえ、DVDカーナビまでおまけで付けてくれたら、買うんだけど。

 ディーラーは県庁所在地にしかなく、中古車はほとんど出回っていないし。やっぱり、プジョーが無難かなあ。

(写真説明: Alfa Spider)