衆議院選挙戦あと一週間

さて国民の裁定が下る衆議院選挙はあと一週間となったわけだが、現与党がどのくらいの議席を減らすかが見どころなのは間違いない。

確かに野党の議席は増えるだろうが政権交代まで行き着けるのかはちょっと疑問だ。

野党が大幅に議席を増やして政権交代した場合の「その後の政権運営が想像できない」のが最大の不安材料だからだろう。

一度、野田さんの頃の民主党政権を知っている有権者は数多いわけであの頃はやっぱり力不足感があった。

野党共闘と意気込んでいるのはわかるが現在でも野党の力不足感は否めないだろう。

「現野党が政権交代した場合はこうなる」というビジョンが見えてこないのはある意味致命傷に近い。

リキんで演説して「○○を国会に行かせてください」とか言っているようでは昔の政治家と何も変わらない。

まあ、新人が言っているのだったらまだ聞けるがベテラン候補者のセリフではないだろう。

時代は令和なのだから選挙戦も時代にあった戦略を考えないとね。

有権者は何を聞きたいのか？

何に期待するのか？

それが投票行動につながるのか？

有権者は今まで口車に乗せられて投票してきたワケだから懐疑心は増しているだろう。

また、現与党は継続してきた安倍政権を否定したら少しは票が取れるかもしれないがそれは無理な話だろう。

さて今週日曜日は国民の裁定が下される。

ますます目が離せないね。

突然の訃報

俳優の西田敏行さんの訃報がニュース等で報じられ驚きを隠せない。

また、時代を作ってくれた方がいなくなっしまった。

西田さんと言えばやはり我々の世代では「西遊記」「池中玄太」であり「釣りバカ日誌」のハマちゃん役でも有名だ。

病気を患ってからは名バイプレーヤーとしての活躍が多かったが、やはり早すぎるお別れとなって言葉もない。

時代を作ってくれた方々とのお別れは寂しいもので特に国民に愛された方となるとなおさらですね。

ご冥福をお祈りしたいと思います。

蛇足ですがあの頃の「西遊記」をテレビでもう一度みてみたいなぁ。

時の人？来県

新潟市に立憲民主党の野田さんと自民党の高市さんが来られて新潟五区の候補者の応援演説をされたそうだ。

この新潟五区は激戦と言われているが、奇しくも両陣営の候補者は問題を抱えている方なのが激戦理由なのかな？

立憲の候補者は酒を配っていたと叩かれ、自民党の候補者は裏金問題で党の公認が取れなかった方々。

普通に考えればどちらの候補者にも投票したくないと思うのだが、さて新潟五区の有権者はどのような裁定を下すのか？

話はコロっと変わるが新潟も投票率がすこぶる悪い。

特に10代20代が顕著だ。

安倍政権の時に「若い子なら（自分に）賛同しやすいから投票年齢を下げる」と考えたかどうかはわからないが、あの頃の自民党さんは若い世代の賛同を得るのに躍起になっていたのを思い出す。

まあ、他の政党もそれに追従してたけど。

しかし、政治とカネ問題などて明るみになった国会議員の不祥事で感じた政治不信は「どうせなるようにしかならない」と諦めムードで更に政治離れを加速していった。

もし、この国の政治を本当に変えるなら若い世代の支持は必要不可欠だ。

それを政党も議員もわかっていない。

だから「古いタイプの議員はいらない」というワケなんだが、おそらくその言葉の意味さえも理解できてない方々が今の政党と国会議員さんなんだろうね。

ただの強盗犯罪？

闇バイト犯罪は発生件数が今だに減少することはなく増加傾向になっているワケなんだが、盗まれた金額があまりにも少なすぎて「これじゃ単なる強盗事件じゃないの？」と感じてしまう。

複数人で押し入ってさらに指示役などがいるワケだけど１０万２０万ほどの強盗で儲けなんか出るわけがない。

それともよっぽどその犯罪集団はカネに困っているのだろうか？

ガラスを割ったりバールでこじ開けたりと乱暴な犯行で家人がいてもお構いなし。

こんな幼稚で乱暴な犯罪は犯罪集団も実行役も「若い」子がやっているからなのだろうね。

いや、「SNSで応募した」と言いながら実行役も犯罪集団の一味かもしれない。

しかし、先にも言ったがたかが数十万円のアガリで犯罪の危険を犯すのはリスクが高すぎると思う。

まあ、我々に出来る事は自宅のセキュリティーを上げるのと早い警察署の連絡ぐらいか？

まあ、自宅にカネを置かないのが一番かもしれないね。

併せて闇バイトから抜け出せない子がいるなら警察に相談するしかない。

自分の命とこれからの人生を天秤にかけたら答えはもう出ていると思うけどね。

古いタイプの政治家はいらない

今朝のニュースで党首討論会の内容を見たがちょっと私の思うところを述べよう。

やはり国民の一番の関心ごとは「経済政策」につきると思うね。

各党党首も「ただ賃金を上げるだけではダメだ」とわかってきたらしいと感じる。

ただ野田さんだけは「賃金を上げる」と固執しているようだった。

いや、画面の切り方でそこだけクローズアップされているのかもしれないが、あれでは安倍さんや自民党の「いわゆる古いタイプの政治家」のイメージがついてしまうだろう。

国民の感想としては「もしかして野田さんは経済に詳しくない？」という印象になってしまう。

言い方や表情で変わってくるイメージはなかなか拭い去ることは難しいから気をつけた方がいいね。

ただ各党党首は理想論を言っているが「それをどう形にするか？」が一番聞きたいところでもある。

今の世に「古いタイプの政治家はいらない」というのが国民の大多数の意見なのは間違いない。