めい&かんたカンタービレ♪

ららら~♪
って、歌うように人生を謳歌してね。との願いをこめて。

夏の家族旅行(道東へ)

2011-08-13 01:04:04 | かんた

 8月6日から10日まで北海道の東の方へ行ってまいりました。
 
 家族3人とばあちゃん(私の母)と4人で行きました。ばあちゃんが大好きなかんたは大喜び。
 初日は釧路まで飛びました。ちょうどお祭りをやっていてブラブラと見学。

 翌日は電車の大好きなかんたのために釧路湿原ノロッコ号を予約してました。
 40分ほどトロッコ列車に乗り、湿原の中をゆくものでした。まあそれなりに楽しかったですが、1回乗ればいいか、って感じでした。

 かんたは窓から顔を出して景色を楽しんでおりました。

 

 風を顔にあびて気持ちよさげ・・・「きもちいいですかー?」と声をかけたら横目でじろりと母を見つめ、やけにまじめな顔をしている。そして、うぇぇぇん、と泣きべそ。 
 鉄の枠から頭が抜けなくなっていたのだった・・・ちょっと焦ったけど、耳をちょいと押さえたらすぐ抜けたのでよかった。

 終点の塘路(とうろ)駅からはレンタカーで。湿原の展望台へ。車から降りて20分ほど登山です。しんどがるかと思いきやパパのあとをスタスタと登っていくかんた。
 「がんばれー、がんばれー!」とママ(身重・妊娠7ヶ月)とばあちゃん(70歳)に声援を送ってくれました。頂上に着くと他のお客さんから「自分で歩いて登ってきたの!?」と驚かれました。

 「ママの血をひいてるわ」と、ばあちゃん。

 上の方から「がんばれー!」と何度も叫んでいたかんた、「かんちゃんな、もうすぐおにいちゃんになるねん!」と。
 えー!はじめて聞いたな、そんな言葉。ちゃんとわかってるんやなあ。赤ちゃん返りか最近イヤイヤがひどいんですけど、、、そろそろ落ち着いてくれんかなー・・・。

 このあとは阿寒湖へ向けてドライブ。阿寒湖温泉に泊まりました。
 ホテルの部屋に折り紙が置いてあったので鶴と紙ヒコーキを折ってあげました。できたヒコーキを欲しがりましたが飛ばすとこを見せたかったので飛ばすと・・・

 「ポイしたあかん!なんで投げるの!」

 と、パチンパチンと両方の頬にビンタをくらいました

 先月末の四国旅行の時の仕返しだろうか・・・(ハードな旅だったためかんたのわがままにイライラして怒ってばかりいた・顔を叩いたことも)
 なんでもすぐに親のマネするなあ。しかも悪いことばっかり。

 3日目は阿寒湖から摩周湖、野付半島へ。ラムサール条約や北海道遺産にも登録されている日本最大級の砂嘴です。森が沈下して海水が入り込み、立ち枯れの木や湿地が海にむかって遠く連なっています。そこでも30分くらい歩きました。木道を線路に見立て、電車の運転手になっていたようでした。

「次はおおさか、おおさか。はんしん、はんきゅう、ちかてつは、おのりかえ~。がたんごとん」

 4日目は知床観光船に乗りました。しかしかんたにはまだちょっと難しかったようです。船の中でお菓子食べてダラダラしてました。
 3時間45分の船旅を終え、知床五湖へ。40分ほどの周遊コースを歩きました。湖はふたつだけ見ました。野生の鹿がたくさんいて、かんたも珍しがっていました。
 帰りに岩尾別温泉の野天風呂にパパママと3人で入り、足をいっぱい蚊に食われましたごめんねかんちゃん。
 知床のホテルに着いたら部屋の窓から海が見え、夕日が沈んでいくのをみんなで見ました。

 「たいようさん、ばいばーい!またあしたねー!」

 本当によく喋るようになりました。時々まだ何言ってるかわからない時ありますが、だいたいは理解できます。会話も成り立つようになってきました

 5日目最終日は網走へ。
 網走監獄博物館へ行きました。元・網走刑務所を保存して博物館にしたものです。
 リアルな蝋人形があちこちに・・・独房にて作業する人形、枷をつけられている人。
 かんたがとりわけ怖がったのがコレ。

 

 過酷な開拓事業に駆り出された囚人たち。粗悪な宿泊所(小屋)に寝泊りして働いていたのを再現してありました。丸太の枕で寝る蝋人形。中は電気もなく真っ暗です。そこへ入っていくと入口に立っている監視役の蝋人形がいきなり動き出し「異常なし!」とか言うしかけでした。

 以後、言うこと聞かないときは「網走のおっちゃんから電話かかってきた!かんたはいつ来るんやて言うてるで!!」と、この写真を見せると怖がります。
 かわいそうですが反応がおもしろいのでつい見せてしまいます

 そして女満別空港へ。飛行機が好きでないかんた。「飛行機はな、がしゃーんって落ちるからイヤ。この飛行機、落ちるねん」と、座席で言うのはやめてくれ。他のお客さんに多大なメーワクだ。。。

 5日間べったり過ごし、疲れましたが・・・やっぱり日頃寂しい思いをさせているんだなあと痛感しました。まだ小さいのにがまんもいっぱいしてると思います。でも日毎にたくましく成長していく姿はやっぱり保育園の先生や友達や毎日の生活によって培われているんだなあとも思います。

 手のかかるやんちゃですが、元気で丈夫なのはなによりです。保育園もほとんど休まず行ってくれるし。ありがと、かんちゃん。