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標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

春を告げる和洋の花:息子の家の白梅・紅梅と知人から頂いたクロッカス

2018-03-10 19:26:03 | 日記
春といえば桜の花かもしれないが、「春を告げる」花は桜ではないかもしれないと思った。
桜は春の最中の花だと私は思う。

今日は、春を告げる和の花の「梅」と、洋の花の「クロッカス」を見ることができた。明るい春の日差しを浴びた和洋の花に出会い春を感じた。


白梅


紅梅

息子の庭に背丈1m数十センチ程の小さな白梅と紅梅の花が開いていた。
梅の別名に、春告草(はるつげぐさ)という呼び方がある。周知のように菅原道真が詠んだ歌に
「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」というのがある。
平安時代は、春を告げる花は梅であった。


日中、開いて咲いている3種類のクロッカス


夕方、花びらを閉じつつあるクロッカス

妻の知人から、クロッカスの苗を頂いたのは、3月の初めだった。雨あがりの今日、花が開いているのが目に留まった。穏やかな日差しを浴び、白、紫、黄色の花びらが鮮やかだった。
クロッカスは、ギリシア語のkrokos(糸)が語源で、長く糸条に伸びるめじべをもつことに由来するとのこと。また、ヨーロッパでは古くから春の訪れを告げる花とされている。

世の中はいろいろと騒がしいけれど、今日はあまり思いめぐらすことなく、花の映像と共に春の訪れを味わう日としたい。
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