ネットワーク(秋田県立大学)の渡部です。
昨日9月14日、秋田湾産業新拠点で種まきを行いました(本日15日も行っています)。現地でテレビ局の取材も受けました。
当地における種まきは今回で3回目。
1回目の栽培試験(2007年秋種まき)の目的は、肥料分ゼロ、潮風吹きすさぶ限界条件下で菜の花を咲かせることが可能か確かめること、2回目(2008年種まき)の目的は、そうした条件下で連作が可能かを確かめることでした。幸い、過去2回の栽培試験では、菜の花を咲かせ、ナタネも収穫することができ、どんなに条件が悪い場所でも、手間暇かければ菜の花栽培が可能ということを証明しました(かなりアバウトな説明ですが)。
さて今回の栽培試験では、どのような肥料をまけば、菜の花栽培の収量増加につながるのかを確かめます。用意した試験区は、①ナタネカス区(カスを循環させる)、②堆肥区(少量散布)、③堆肥区(多量散布)、④石灰窒素区(最大収量を目指す)、です。
秋田県では米の生産調整に関連して条件の劣悪な水田への導入が多いため、その安定・増収に結びつける具体的な手段や方法、さらには連作障害の回避方策等について、未解決のままに残された課題が数多くあります。
こうした課題をクリアしなければ、県内において菜の花栽培が定着せず、一時的なブームに終わりかねません。残された課題の解決を図り、菜の花栽培の定着に道筋をつけることが、菜の花栽培の普及を強力に推進してきた私たちの責務であると考えます。
明日には下新城水田において種まきを行います(9時開始)。今月中には秋田湾、下新城両地に看板を設置し、訪ずれた方に栽培試験の情報を分かりやすく伝えたいと考えています。
昨日9月14日、秋田湾産業新拠点で種まきを行いました(本日15日も行っています)。現地でテレビ局の取材も受けました。
当地における種まきは今回で3回目。
1回目の栽培試験(2007年秋種まき)の目的は、肥料分ゼロ、潮風吹きすさぶ限界条件下で菜の花を咲かせることが可能か確かめること、2回目(2008年種まき)の目的は、そうした条件下で連作が可能かを確かめることでした。幸い、過去2回の栽培試験では、菜の花を咲かせ、ナタネも収穫することができ、どんなに条件が悪い場所でも、手間暇かければ菜の花栽培が可能ということを証明しました(かなりアバウトな説明ですが)。
さて今回の栽培試験では、どのような肥料をまけば、菜の花栽培の収量増加につながるのかを確かめます。用意した試験区は、①ナタネカス区(カスを循環させる)、②堆肥区(少量散布)、③堆肥区(多量散布)、④石灰窒素区(最大収量を目指す)、です。
秋田県では米の生産調整に関連して条件の劣悪な水田への導入が多いため、その安定・増収に結びつける具体的な手段や方法、さらには連作障害の回避方策等について、未解決のままに残された課題が数多くあります。
こうした課題をクリアしなければ、県内において菜の花栽培が定着せず、一時的なブームに終わりかねません。残された課題の解決を図り、菜の花栽培の定着に道筋をつけることが、菜の花栽培の普及を強力に推進してきた私たちの責務であると考えます。
明日には下新城水田において種まきを行います(9時開始)。今月中には秋田湾、下新城両地に看板を設置し、訪ずれた方に栽培試験の情報を分かりやすく伝えたいと考えています。