生きる喜び絵筆にこめて

筆をくわえて詩画を描いている阿部俊明のブログです。

こんにちは

2007-04-05 19:23:48 | 自己紹介


阿部俊明といいます。
今日からブログを始めることになりました。
私はパソコンはまったく出来ませんので
入力は娘が行っています。


私の疾患

頸髄損傷
後縦靭帯骨化症
1年8ヶ月の入院生活の後に在宅療養となりました。




私の体の状態

車椅子に乗っているのが精一杯で、胸から下が麻痺してしびれた状態です。
痛さ暑さはほとんどわかりませんが、触られている感触はあります。
排泄の感覚はわかるので申告してトイレで用をたしています。
ベッドから車椅子まで、また車椅子からトイレの便座までは
なんとか支えてもらえば多少の移動ができます。
手はかたくかたまりほとんど動きませんから、
食事も全て介助してもらっています。
かすかな指の動きで電動車椅子の操作はできます。

私のベッドのまわりには電話やテレビの移動テーブルがあり、
寝ている状態で口で棒をくわえてとり、1人で操作できるようになっています。




私の1日のスケジュール

平日は8時半に起きトイレを済ませ、9時半にヘルパーさんが来てくれて、
朝食の介助、身支度、洗顔などをしていただきます。
11時からは看護師さんまたはPT・OTが体調の管理とリハビリをしてくれます。
午後からはお天気の良い日はお散歩や買い物、福祉車両での
ドライブを楽しんでいます。
夕方は1日おきに入浴サービスをうけ、夕食前少しベッドで休みます。
夕食後、体調の良い日は深夜遅くまで筆をくわえています。




私が絵と出逢ったきっかけ

私は昔から冬祭りの氷像を造っていました。
退院して約2ヵ月後、仲間が氷像造りの相談に来てくれました。
私は自分のアイデアを口では上手く説明できず、仲間に伝えられなかった時に、
娘が「じゃあお父さん書いてごらん」と、チラシと筆ペンを持ってきました。
私は娘の言うままに筆をくわえ、チラシの裏に氷像の絵を描いたのです。
それがきっかけとなりその日から絵を描く私の新しい生活が始まりました。